あいスポ|スポーツ体験ブログ

  • 【スポーツ現場の目撃者】ランニングバイクを駆る小さなアスリート!

  • 2015/10/19
  • 小さな身体に燃える闘志
    2歳から5歳まで限定のサイクルスポーツ
    ランニングバイクが熱い!

    秋が深まり、自転車イベントが盛り上がるこの季節。ロードレースやサイクリングといったおなじみのサイクルスポーツ以外にも、人気急上昇の競技があります。
    それは、子供向けの「ランニングバイク」。今回は、いつもと違い子供がメインターゲットのこの競技をご紹介したいと思います。

    ペダルもブレーキもない子供用の玩具自転車としてアメリカから輸入されたランニングバイクは、ここ数年親子で楽しめると大人気。

    世界最年少のレースといってもいい、ランニングバイクのレースは、毎週全国各地で開催されていますが、ここ名古屋でも「NAGOYA RUNBIKE CUP」が、10月10~11日にポートメッセなごやで行われた「名古屋キャンピングカーフェア」のイベントとして開催されました。
    全国からレースの虜になった親子延べ300組以上がエントリー。熱いレースを展開しました。

    子供の遊び道具と思っていた私でしたが、子供たちのテクニックや勝負へのこだわりには驚き!考えてみれば、2歳から乗り始めた5歳児のキャリアは3年。5歳児にとって3年のキャリアは人生の半分以上になるわけで、大人の感覚をはるかに超えているのです。

    2歳児のレースはかわいらしくほほえましいが、3歳からは本気度がアップ。
    転んでも自分で立ち上がりレースに復帰するなど、競技に参加しているという意識がしっかりあるのです。

    ストレートでは地面を蹴ってスピードアップ、コーナリングの手前で姿勢をととのえ、バイクレーサー張りのハングオンでコーナーをクリアします。負ければ悔しくて泣きじゃくる。
    将来が楽しみな子供たちでいっぱいでした。


    【カメラアイズ】

    正面からは子供たちの楽しそうな表情や懸命に地面を蹴る真剣な表情、横からは加速するための前傾姿勢、コーナーでは大人顔負けのコーナリング。
    1周50mたらずのコースだが、さまざまなシーンが撮れて、彼らのおかげでレース撮影の楽しさを一気に味わせてもらった気がする。

    そして、子供たちがサイクルスポーツを心から楽しんでいる姿は、撮っているこちらを幸せな気持ちにさせてくれた。楽しくて、有意義だった(^^)


    (スポーツカメラマン 村松繁昌)

  • 3歳クラスのスタート。スタートラインの後ろでは、お父さんお母さんが見守る
  • スタート直後、第一コーナーの激しいライン取りの争い
  • 前傾姿勢で地面を蹴ってスピードアップ
  • 5歳児ともなればテクニックもかなりのもの
  • ゴールに向けて最後のコーナーのインを攻める
  • 第1コーナーを抜ける一団。カッコよすぎ!
  • 5歳クラススタートの緊張感が伝わる
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