あいスポ|スポーツ体験ブログ

  • 【守屋ユウの最初は漫画で好きになった】 第6回 MAJOR

  • 2016/11/22
  • 寒くても、お店に入ると結局冷たい飲み物を頼んでしまう守屋です!
    皆さん、こんにちはー!

    早いものでもう11月!
    先月は野球のクライマックスシリーズが行われ、見事10年ぶりに日本ハムが日本一を飾りましたね(*゚ω゚)

    実は昔、高校野球が好きだった私ですが、成長するにつれプロ野球も見るようになりました。
    実家で父と見ていることもしばしば!
    そしてやっぱり地元の中日ドラゴンズ贔屓です、ドアラも好き!(●*`・∨・)
    来シーズンはきっと新しい風が吹くであろう中日ドラゴンズに期待しております!!

    ということで今回のスポーツは「野球」!
    取り上げる漫画は
    満田拓也先生作
    『MAJOR』です!

    1994年から2010年まで週刊少年サンデーの「顔」のひとつとして多数のファンを楽しませ、現在続編の『MAJOR 2nd』を連載中!

    実はプロ野球選手にもファンが多い作品なのです!
    このブログをご覧の方もきっとこの作品のファンは多いはず!

    あらすじは
    「本田吾郎は、プロ野球投手の本田茂治を父に持つ幼稚園児。
    母は一年前に病で亡くなり、なかなか仕事から帰ってこられない父を待つ間、一人日々少しずつトレーニングを重ね憧れの父に近づこうとしていた。
    しかし、父の茂治は腰に次いで肘を故障してしまい、引退を決意する。
    それでも吾郎や親友の励ましにより、投手としてではなく、打者として現役を続行。
    プロの打者として活躍を続ける父に対して更に憧れを強くした吾郎だったが、茂治は試合中、頭に受けた死球により命を落としてしまう。
    母に続き、父も亡くしてしまった吾郎を引き取ったのは、茂治と婚約関係にあり、吾郎の通う幼稚園の新米の保育士であった星野桃子だった。
    幼いながらも様々な不幸を乗り越えた吾郎を支えたのは、桃子と大好きな野球。
    父と同じプロの野球選手になるため、そして野球の頂点“メジャーリーグ”へと挑戦する吾郎の半生が描かれる」
    という感じです!

    実は私、はじめは『MAJOR』が得意ではありませんでした・・・。
    この主人公、吾郎は天才でもあり努力家でもあるのですが、野球一筋の自己中心的なところもあるのです。
    漫画の世界にも関わらず、それがなんだかとてもリアルに感じた当時の私は、読んではいるもののそんなに大好き!と言える作品ではありませんでした。
    しかし、読み進めていくうちに私も成長していき、吾郎が野球を本当に大好きなこと、どんな強敵が相手でも逃げることはせず自分の限界を乗り越えていくこと、親の死や利き肩の故障、選手生命に関わる怪我など逆境にも挫けず立ち向かっていくこと、そして一緒に野球をしてくれる仲間を不器用ながらも頼り、とても大切にしていること!

    そんなことを読み解くことが出来るようになり、そこで初めて「ああ、いい作品だ!」と思い直しました。
    吾郎は物語のなかでとてもたくさんの人に支えられています。家族や友達やライバル、先輩、後輩、チームの仲間、憧れの人。
    様々な巡り合いと、助けに恵まれています。
    でも作品を読むと思うのです。
    それらすべてを、「吾郎だから」引き寄せられる!
    それほどまでに圧倒的なカリスマ性と、自分の中に真っ直ぐな芯を持っている男なのだ!と!

    私が好きな話はコミックス38巻から40巻にかけての県大会、聖秀高校と三船高校の試合。
    「かつてリトルリーグ時代、中学時代とバッテリーを組んできたキャッチャー小森率いる三船高校との試合に、吾郎は足の怪我の影響で先発することは出来なかった。
    かつての仲間たちはシード権を持つほどの実力。
    一試合どころか痛み止めを打っても30球が限度だ、と医者に言われるほど深刻になっていた怪我に先発は無理だと判断した吾郎は後輩の清水にだけ怪我の深刻さを伝え、ピッチャーを任せる。
    吾郎の思いを背負い、聖秀チームを引っ張る清水。

    しかし、チームメイトの一人が試合中のアクシデントにより退場、交代選手がいないためにベンチにいた吾郎がファーストとして試合に出ることとなってしまう。
    小森は吾郎が足を怪我しているということに気づいていたが、まるでそれを感じさせない吾郎の動きにやはり油断はならないと、吾郎との勝負は避け、確実な勝ちをつかもうとする。
    三船高校が3点リードの8回裏、聖秀高校の攻撃。
    ツーアウト一塁、ネクストサークルには吾郎。
    吾郎には回さずにこの打者で確実に打ち取ろうとする小森とは裏腹に、ピッチャーの山根はわざと歩かせようとボール球を投げていた。
    山根も吾郎や小森と同じ三船東中学のチームメイト。かつて利き肩を故障して野球から遠ざかっていた山根を救ってくれたのは吾郎だった。
    だからこそ、吾郎には正々堂々と自分の成長した姿を見せたい。ちゃんと勝負をしたい。
    それが、怪我をしながらも勝利をあきらめない吾郎へのプレイヤーとしての最高の恩返しだ!
    その山根の恩返しに感謝しつつも全力で応えた吾郎は同点の3ランホームラン、試合は振り出しに。
    そしていよいよ、吾郎がマウンドに立つこととなる。」

    かつての仲間も高校最後の夏。
    しかし、吾郎が相手だからこそ、彼には全力でぶつかりたい。
    そして彼の全力の球を打ちたかった。
    吾郎の野球人生はとても不器用だけど、様々な人たちに影響を与え、ひたむきな彼の姿は同じ道を進む選手たちの憧れの対象で、周りの人を熱くさせる男なのだな。ということをとても感じさせる試合が描かれています!

    全78巻、長いと感じて読むのを躊躇っている方!
    読んでみてください!そして吾郎の半生を見守り、ぜひ吾郎の野球と吾郎自身の魅力に魅せられてください!

    ということで今回は満田拓也先生作『MAJOR』をご紹介いたしました!
    また次回―!ヽ(゚∀゚ゞ


    (声優 : 守屋ユウ)
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