あいスポ|スポーツ体験ブログ

  • 【守屋ユウの最初は漫画で好きになった】 第8回 SLAM DUNK

  • 2017/01/25
  • 遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます!!

    あっという間に2016年も終わり、2017年も早くも一ヶ月が過ぎようとしております!
    毎年毎年、何かやることを忘れしまっている気がする守屋です!
    ちなみに今年の目標は「三年前に買ったままの本棚を組み立てる」です。

    さあ!新年一作目となる今回の漫画は皆さんご存知の名作!
    今なお絶大な人気を誇るバスケット漫画!
    私もリアルタイムで読んでいました!

    井上雄彦先生作
    『SLAM DUNK』です!

    週刊少年ジャンプの歴史に残る名作のひとつですね!
    私が読んでいたときは小学生の頃。
    夏休みにアニメが再放送していたのも懐かしいです。
    アニメは大体いいところで夏休みが終わり、続きが気になるのですよね・・・
    実は私、『SLAM DUNK』に影響され小学生時代にはバスケ部に入っていました。
    レイアップシュートが得意だったのですよ!ボールをリングに置いてくる、あのレイアップシュートです!
    劇中では主人公の桜木花道が「庶民のシュート」と言っていましたが・・・

    さて、改めてあらすじをご紹介いたしますと
    「赤い髪がトレードマークの不良少年、桜木花道は湘北高校の一年生。
    女の子にフラれ続けること100回、そんな花道に声をかけたのは同じく一年生の赤木晴子。
    バスケ部の部長を兄にもつ晴子は花道の高身長を見てバスケ部へと勧誘する。
    晴子に一目ぼれをした花道は、晴子の『バスケットは好きですか?』という問いかけに、とっさに『バスケ、大好きです』と答えてしまう。
    やったこともないバスケットを晴子のためにやることとなった花道は、バスケ部に入部。
    そして同じく湘北バスケ部には中学バスケットのMVPを取った流川楓も入部した。
    スーパールーキーと比べられることに物怖じもせず、地道な練習を積み強敵たちと対峙していくうちに、バスケットに夢中になっていく花道。
    そして花道はバスケットの面白さとその才能に目覚めていく」
    といった感じです!

    名シーン、名台詞も数多いこの漫画。
    たとえ読んだことがなくても、台詞は聞いたことがある!という方は少なくないでしょう!
    さて、そして私が『SLAM DUNK』で好きなシーン!…なのですが
    数が多すぎるのですよね…
    本当に何気ないシーンもとても好きで、主人公の花道だけではなく、他のキャラクターたちにも感情移入が出来てしまう『SLAM DUNK』。
    どの試合を読み進めても、夢中になってしまいます。
    ということで、あえてこの話を選びました!

    コミックス第22巻#196「合宿3」!
    インターハイ出場を決め、一週間の合宿をすることとなった湘北。
    他のメンバーが練習試合のため遠征する中、花道は監督の安西先生につきっきりで指導されることとなった。
    インターハイまでに花道の成長はきっと湘北の力になる。
    そう考えた安西先生は花道に一週間でシュートを二万本打つ、という課題を投げかける。
    ビデオに撮られた自分の拙いシュート姿をこんなはずはない!と否定しながらも、安西先生のアドバイスを受け入れ一本一本、二万本へと確実に進む花道。
    いつしか撮り貯めたビデオは六本目へとなり、手伝いに来てくれている仲間たちが寝ている中、花道は一人ビデオでフォームを見直していた。
    見返すことすら恥ずかしい初めのシュートフォームから、様になっていく今の自分の姿。
    ライバルに負けたくない、半ば意地になって受けたような一人の特訓。
    無謀とも思われた二万本のシュート。
    ビデオを通して目に見える成長に、花道は自分自身がワクワクしていく感覚に捕らわれていく。

    試合のシーンに比べたら決して派手ではない話です。
    ですが私はこの話がとても好きなのです。
    この話は他の漫画ではへたをすれば次のページで終わってしまうような特訓の内容だと思います。
    ですが、『SLAM DUNK』だからこそ、桜木花道だからこそ、この特訓は見ごたえがあると思うのです。
    高校生のバスケット部なら当たり前のように決めてしまうシュート。
    それを強気で、意地っ張りで、お調子者の花道が、その当たり前を身につけるため地道に一歩一歩進んでいく。
    ゆっくりとした歩みですが、確実に形になっていく。
    あんなにうまくいかなかったシュートが、バスケットが、自分の思うものに近づいている。それが花道は面白いのです。
    そしてそれが読者にとっても面白い、と思わせるのはなんといっても井上先生の画風だと思います。
    絵柄、ももちろんあるとは思いますが、井上先生のキャラクターは本当に生きているように感じるのです。
    息をしている、体温がある、というのが絵を通して伝わってくる。
    現実に花道たちがいてもおかしくない、と思わせるそのリアルさを表現できるのが井上先生!
    リアルに感じるからこそ、花道の小さな一歩さえ面白い!!
    『SLAM DUNK』は一話一話がとても考え込まれていて、花道のバスケに対する想いも綺麗に積み上げられていく、無駄な話がない漫画だと全巻を通して思います。
    子供の頃から好きな漫画のひとつでしたが、大人になってから読み返すと、更に好きになってしまう漫画です。
    しばらく読んでいないな、という方も今一度手にとってみてはいかかでしょうか?

    ということで今回の漫画は
    井上雄彦先生作『SLAM DUNK』でした!
    また次回―!!ヽ(゚∀゚ゞ


    (声優 : 守屋ユウ)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

PAGE TOP