横井ゆは菜・グランプリファイナル公式アンバサダー密着企画!<前編>開催前から大会当日の裏側に迫る

まさかのオファー!GPファイナル公式アンバサダー就任!
『aispo!』をご覧の皆さんこんにちは!元フィギュアスケーターの横井ゆは菜です。オリンピックシーズンのフィギュアスケートグランプリファイナルを控えた某日、「グランプリファイナルの公式アンバサダー」の依頼を頂きました。
会社にも相談させていただいた上で、この夢のようなお仕事を引き受けることとなりました。社会人になっても仕事を通じて大好きなフィギュアスケートに携わらせてもらえるのは本当にありがたく思っています。特に今回、数日間は会場にいるので通常業務から外れることになります。それでも快く送り出してくれる会社や、私をアンバサダーに起用してくださった運営の方には感謝しかありません。
アンバサダーとしてフィギュアスケートの魅力をお伝えすることはもちろん、会場を盛り上げて現場の空気感まで感じてもらえるようにしたいという想いで臨みました!

気心知れた小松原美里さん、田中刑事さんとともに会場を盛り上げる!
公式アンバサダーは2022北京オリンピック代表・小松原美里さん、2018平昌オリンピック代表・田中刑事さんとともに務めました。二人とも現役時代から交流があり、気心知れた仲なので、リラックスして取り組めました。
アンバサダー業務は毎日あったので、当日のミーティングの際に、前日までの反省を生かして、3人で「こんな感じでやろう!」と、ブラッシュアップさせていきながら取り組んでいました。演出を担当する方からも「とにかく楽しんでやりましょう!」とおっしゃっていただけたので、アンバサダーの私たちが楽しんで会場の空気を暖めようと思いました。

フィギュア観戦にあたってのマナー動画を紹介する際には、会場ナビゲーターの本田武史さん、村元哉中さんのお二人がいらっしゃるキスアンドクライと、私たちアンバサダー3人がいる場所を中継で結んだのですが、寸劇のような演出で緊張感のある会場をポップな雰囲気にできたのではないかと手応えを感じています(笑)。


今までのフィギュアのイメージを覆すエンターテイメント性が高い大会
フィギュアスケートの観戦って、どこかかしこまった厳かなイメージがあると思うのですが、今大会では初めて観戦する人も楽しめるような仕掛けがいっぱいありました。
私たちの寸劇の他にも、和太鼓演奏の中で選手が入場したり、野球やバスケのように観客がカメラで抜かれてスクリーンに映し出されたり「ここは本当にフィギュアスケートの試合会場なのか?」と思うくらい演出が凝っていて、エンターテイメント性が高い大会でした。
これはIGアリーナならではだと思うのですが、とにかく音響がすごくいい!そしてリンクと観客席が近いんです。「4階席で観ていても選手が近くて迫力があった」という感想をよく耳にしました。
さらに、表彰式終わりにメダルを獲得した選手がリンクを一周したんですが、その時に観客がスマホのライトを点灯させて振っていたんです。その様子が本当にきれいで、コンサート会場のようでした。会場全体で一体感を感じられる演出が多く、逆に昔からフィギュアを観戦し慣れている人は驚いたんじゃないかな。

SNSに寄せられたコメントを紹介したり、観客にインタビューしたり(私は場内MCとして煽るだけで、実際に客席を走り回ってインタビューしていたのは美里ちゃんと刑事くん笑)とグランプリファイナルという大規模な国際試合でマイクを持って喋るなんて、もう一生に一度だと思います。この光栄な大役、貴重な経験を通して、今まで頑張ってきたフィギュアスケートが今の私の核になっているとあらためて思いました。
元フィギュアスケーターだからできる、選手の素の顔を引き出すインタビュー
スケート連盟の公式インスタグラムでは、滑走後の選手にインタビューも敢行しました。会心の演技ができた選手もいれば、悔いが残る演技だった選手もいます。元選手の私たちは、話しかけてはいけないタイミング、今なら話せそうな雰囲気などがわかります。納得いく演技ができて喜んでいる姿も失敗して落ち込んでいる姿も、その選手の素顔というのは私が現役時代にずっと感じてきたもの。気負いなくインタビューができたと思います。テレビでは伝わらない、選手の素の部分がちょっとでもみなさんに伝わるように心がけました。
公式アンバサダーとして選手の声を伝える一方で、いちフィギュアスケートファンとしてグランプリファイナルを観戦しました。コールされて演技に入る前の張り詰めたような静けさ、終盤になるにつれてどんどん上がるボルテージ、それが4分間に凝縮されているフィギュアスケートってやっぱりおもしろい!と感じました。競技でありショーでもある、フィギュアスケート独特の観戦する楽しさでもありますね。

五輪への切符を手にするのは誰か!?現場で見た選手の”スゴさ”と日本フィギュアの未来
今回は、大会当日の私の取組をお届けしました。次回は現場で見た選手たちの技術や表現、メンタリティなどに着目します!横井ゆは菜のフィギュア愛が爆発する後編も、ぜひ楽しみにしていてください!
開催まで2カ月に迫ったミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック。果たして日本代表の座を射止めるのはどの選手なのか!?ますます日本フィギュア界から目が離せません!
【後編はこちら】

PROFILE
横井ゆは菜
よこい ゆはな。2000年5月生まれ。愛知県名古屋市出身。2018年の世界ジュニア選手権では6位入賞、同年の全日本ジュニア選手権では優勝するなど、ジュニアの頃から注目を集める。ジュニアでキャリアを重ね、2019年よりシニアに転向。2022年には目標の一つであった四大陸選手権に出場して7位となった。中京大学卒業と共に引退し、現在はメ~テレのイベントコンテンツ部で日々の業務に励む傍ら、フィギュアスケートの魅力を発信している。
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