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世界パラ陸上銀メダル・久野竜太朗に聞く パラ陸上の魅力

こんにちは! スポーツ大好きあいスポくんッス!今回は「ニューデリー 2025世界パラ陸上競技選手権大会」男子100m(T12・視覚障害)で銀メダルを獲得した久野竜太朗(くのりゅうたろう)選手にインタビューしたッス!

日ごろのリラックス方法やパラスポーツの魅力など、いろいろな話をしてくれたよ!

久野選手、はじめまして!今日はよろしくッス!


あいスポくん、はじめまして!よろしく!


2025年に開催された「ニューデリー 2025世界パラ陸上競技選手権大会」では銀メダルを獲得!おめでとうッス!


ありがとう!世界最高レベルとの差を感じて悔しい気持ちもあるけれど、みんなに祝ってもらえるのがうれしいよ。


小学2年生のときに目の病気が発覚したと聞いたけれど、そのときからパラ陸上に打ち込んでいたのかな?


いや、小さいときはスポーツをほとんどやっていなくて、本格的にパラ陸上をはじめたのは2023年の24歳の時からだよ。


えっ!?たったの3年で世界2位まで上り詰めたっていうこと!?


そういうことになるね(照)社会人になってから病気が悪化して盲学校へ通うことになったんだけど、学校で自分より小さな子どもたちがスポーツや音楽に打ち込む姿に刺激を受けて……。それで陸上競技をはじめたんだ。その体験がなかったら現在の僕はいないかも。


陸上を始めたきっかけについて、詳しくは電子マガジンをチェック!

aispo! vol.48

視界が暗い中で走るというのはどういう感覚なの?想像するだけで怖いッス。


「怖い」っていう感覚があるのが普通だと思うんだけど、慣れてしまって「怖い」とか「走りづらい」という感覚はないね。


すごいッス…!慣れるって、そんなレベルじゃない気がするッス。それにしても久野選手の走りはとても速くて、フォームもきれい!一見しただけでは一般の陸上競技の短距離走と見分けがつかないよね??


僕のクラスの場合、必ずしもガイドランナーがいるわけではないので、確かにわかりづらいかもね。


※T12クラスは、選手はガイドランナー(伴走者)と一緒に競技を行うか、単独で競技するかを選択できます。

一般的な陸上競技とパラ陸上の違いってある?


う~ん、パラアスリートは大きな「制約」を抱えながら練習に取り組んでいるところかな。例えば僕の場合は目が見えづらいのでマーカー走※はできないし、暗い場所だと全盲のようになってしまうので夜間は練習できない。それぞれのパラアスリートが「制約」を抱えていて、それを「工夫」して乗り越えているんだ。そういう背景を知ってもらえば、パラアスリートへの理解をもっと深めてもらえるんじゃないかな。


※走路に置かれたコーンを目印に、一定のリズムや歩幅を意識しながら走る練習

なるほどッス〜。ところでトレーニング後やオフの日はどのように過ごしてるの?


身体のケアも兼ねてサウナに行くことが多いかな。普段は近くのスーパー銭湯へ行くことが多いけれど、この前は友人と淡路島のサウナへ遠征したよ!海風が心地よくて“ととのった”!


サウナ!いいね〜♪自分流のリラックス方法があるのは大事ッス!試合直前にリラックスするためのルーティンはある?


試合前に音楽を聞いている選手が多いけれど、僕の場合、ルーティンは意図的に作らないようにしているよ。そのルーティンが崩れたときに、不安になってしまいそうだから。「普段と違うことをしない」ことがルーティンかな。


そうなんだ!「普段通り」がいちばんの強さなんだね。2028年のロサンゼルスパラリンピックでは、金メダルを狙って欲しいッス!その前に今年、地元・愛知で「アジアパラ競技大会」が開催されるね。


そうだね。「パラスポーツの力」を体感してもらえる機会が地元であるのは、とても貴重なこと。みんなを勇気づけられるよう、がんばって走るので応援お願いします!


まずは今年10月のアジアパラ競技大会、応援してるッス!

今回の感想

トラックを一直線に駆け抜ける久野選手は、美しくて速い!病気が進行して落ち込んでいた時期もあったと聞いていたけれど、それを微塵も感じさせないほどポジティブに生き抜く姿に勇気をもらったッス。クールな受け答えと爽やかな笑顔が印象的な久野選手は、スター性も抜群!「第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)」や「2028年ロサンゼルスパラリンピック」で活躍することで、ますます注目度が増しそうッス!


PROFILE
久野竜太朗
くの りゅうたろう。1999年3月生まれ。愛知県大府市出身。シンプレクス・ホールディングス株式会社所属。小学2年生時に診断された網膜色素変性症が社会人となってから悪化し、盲学校へ進む。以降、パラ陸上競技に挑戦し頭角を現す。ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会男子100mでは11秒01のタイムで2位となり、世界トップを狙える位置まで漕ぎ着いた。「2028年ロサンゼルスパラリンピック」では、金メダル獲得を目指している。


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