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祭nine. ハンドボール(後編)
人気エンターテインメント集団「BOYS AND MEN」の弟分として今年8月にメジャーデビューした「祭nine.(まつりないん)」。
アグレッシブな歌とダンス、アクロバチックなパフォーマンスを得意とする7人組のエンターテインメントユニットです。
このブログでは、スポーツ万能な「祭nine.」のメンバーが、2026年に愛知で開催されるアジア競技大会で実施予定の競技を体験し、その競技の魅力を発信していきます。
浦上拓也(以下、浦上)と高崎寿希也(以下、寿希也)の2人が挑戦する種目はハンドボール。日本ハンドボールリーグ(女子)に所属するHC名古屋の練習拠点であるブラザー体育館(名古屋市瑞穂区)を訪れ、前編では新井ヘッドコーチや現役選手からチームやルールについて話を聞く様子をお伝えしましたが、後編では2人が実際にプレーした姿を紹介します。
準備運動の後、ウォーミングアップがてら行ったのは、オフェンスとディフェンスに分かれて、3対3のボール回しの勝負。ディフェンスに邪魔されることなくパスを10回つなげられれば、オフェンスの勝ちとなります。5m四方ほどの狭いエリアの中で、オフェンス側はパスをもらうためディフェンスから逃れようと動き回り、ディフェンス側はパスを阻止するためボールを持った選手にプレッシャーをかけていきます。意外と言ったら怒られるかもしれませんが(笑)、浦上も寿希也もなかなかいい動き。オフェンスでは、現役選手を相手に見事にパスを10回つなぎきりました。2人とも「ハンドボールは体育の授業でやったことがある」と自信ありげに言うだけのことはあったようです。
体が温まったところで、本格的な練習の開始です。2人はまず、基本となるボールの投げ方と受け方を習いました。投げる時は、親指と小指でしっかりボールを握り、手首のスナップを効かせます。その際、真ん中の3本の指でボールに回転をかけるのが強いボールを投げるコツ。受ける時は、両手でおにぎりの形をつくるとよいそうです。
続いて行ったのはシュート練習。シュートには、野球のピッチャーのように足を一歩前に踏み出して投げるステップシュート、走りながら投げるランニングシュート、軸足で踏み切ってジャンプしながら投げるジャンプシュートの3つがあります。ここで才能を発揮したのが寿希也。どれも様になっていて、しかもスピードが速い。昨シーズンの日本リーグで7mスロー阻止率ナンバーワンのGK瀧澤瞳子選手も思わず目を見張るほどでした。一方の浦上は、ジャンプシュートは上手にできるものの、どうもランニングシュートが苦手なよう。どうしても手と足のタイミングが合わず、オーバーステップを連発していました。
続いてのシュート練習は、2人による7mスロー対決。それぞれがシューターとキーパーに分かれて勝ち負けを競います。1本目はお互いにゴール成功。勝負は2本目に決着しました。寿希也が浦上のシュートを防いだのに対し、浦上は寿希也のスピードボールに「止めるのなんて無理」と何と、よけてしまう有り様。見事に寿希也が勝利しました。
最後は、3対3のシュート練習。現役選手たちの激しいディフェンスをかいくぐり、浦上のパスから寿希也が見事にジャンプシュートを決めたところで練習は終了。新井ヘッドコーチは「2人ともセンスがいいので、ちゃんと教えたらすごく伸びると思います」と太鼓判。選手たちは、祭nine.のメンバーとの練習を心から楽しんでくれたようでした。
体験をした2人も満足の様子。浦上が「今度は祭nine.のメンバーたちと一緒に大人数でやってみたい」と話せば、寿希也は「とにかく楽しかった」と笑顔を見せてくれました。
こんな楽しい機会をつくってくれたHC名古屋の皆さんに感謝。
年明け1月6日(土)から再開する日本リーグの試合をぜひ応援に行きましょう!
(ライター・鶴哲聡)
撮影協力:HC名古屋
http://hc-nagoya.com/
HC名古屋のメンバーたちとウォーミングアップします。
GKの瀧澤瞳子選手にボールの受け方を教わる浦上。
浦上も寿希也もジャンプシュートのフォームがきれいです。
瀧澤選手もスピードが速いジャンプシュートに思わず目を見張りました。
キーパーの体験もしました。
「はやい」と驚きながらも果敢にボールに向かっていく寿希也です。
とても楽しそうな浦上です。
女子チームと男子チームに分かれてゲームをします。
新井ヘッドコーチと握手を交わします。
協力してくださった選手たち。ありがとうございました!
最後にみんなで記念撮影します!