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  • 【BOYS AND MENスポーツインタビュー】 田中 俊介 第2回

  • 2016/02/29
  •  小学3年生から野球チームに入り、高校では愛知県内の強豪野球部で遊撃手。2年の時には県大会準決勝に進んだこともあるしゅんくんは、小さい頃からドラゴンズが好きで、ずっと応援してきたそうだ。

    「子どもの頃、父親にナゴヤドームへ連れて行ってもらって、中日を応援しに…。僕が小学校の頃は、荒木・井端の二遊間に、エースは川上、で、外国人助っ人選手はゴメスっていう、あの世代がドンピシャだったんで。星野監督だったりとか、あの時の思い出がすごい残っているので」

    純粋な子ども心に鮮烈に刻み付けた、ナゴヤドームでのプレイ。選手達の一挙手一投足にテンションが上がった。

    「やっぱかっこよかったですよね。あの大きな会場に行って、何万人の人たちが観てる中、ちゃんと結果を残す、ホームランを打つ、三振を獲る、当たり前のゴロをアウトにするとか、そういうの全てがかっこよかったし。で、自分もこうなりたいなと思ってたし」

    野球選手という夢は実らなかったが、しゅんくんは今、ボーイズアンドメンのメンバーとして華々しく活躍している。

    「今は違う立場ですけど、ナゴヤドームでイベントだったりいろいろさせてもらったりだとか、ナゴヤドームで何かを俺たちが発信する側になったので、なんだか感慨深いですよね。子どもの頃、野球選手を観に行ってた場所で自分もステージに立ってるみたいな」

     まさにナゴヤドームでファンを楽しませているので、ある意味夢は叶っているのかも。
    「ホントに、人生、何が起こるかわからないってことで。だから今、何かスポーツをしている、部活動を一生懸命している方でも、目標だったり夢があったりすると思うんですけど、それがたとえ叶わなかったとしても、絶対違う形で、その生活、それで学んできたことは、生きてくる。絶対それはそうだと思うんで、だから、とにかく今、目指すものがあるんだったら、一生懸命、後悔のないようにやってもらいたい」

     ひたむきに走り続けてきた者だからこそ言えるメッセージ。まっすぐな瞳を向けて、しゅんくんはボイメンの展望についても語ってくれた。

    「ボイメンの中でもだんだん若い世代の子たちを教えていく側になる。だからまずは僕たちがもう1個上のステージに、さらにもう1個上のステージに行くことによって、下の子たちが、僕もこうなりたい、あの人に追いつきたい・追い越したいと思ってもらうことが一番だと思う。そして、メンバーのほとんどが部活動やスポーツをやってきているので、挨拶や元気は日頃から心掛けているけれど、それプラス、自分たちでもたとえどれだけ有名になったとしても、そういうところはちゃんとやろうって。ここは絶対に譲っちゃいけない。それを忘れたらボイメンじゃなくなるなと」

    スポーツを通じて身につけてきた大切なもの。それが今のボイメンで花開いている。
    さぁ、次回はいよいよ最終回!スポーツにまつわるボイメンの夢と野望!?

    (インタビュー&ライティング 三輪のり子)

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