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  • 【スポーツ現場の目撃者】名古屋グランパスエイト 2nd.ステージ第12節 ガンバ大阪戦

  • 2016/09/26
  • J1 2nd.ステージ第12節 豊田スタジアム
    名古屋グランパスエイト(1-3)ガンバ大阪

    クラブ開設以来のピンチ!残り5試合がJ1残留のカギ

    J1リーグでは、1st.と2nd.を通じて年間順位が16~18位の3チームは無条件でJ2に降格が決まってしまう。
    名古屋グランパスの順位は第11節終了時で16位とクラブ開設以来の危機的状態にあった。

    前節の第11節では、5月4日以来の久しぶりの勝利にボスコ・ジュロヴスキー新監督と田中闘莉王マルクス選手の再加入効果が功を奏したと思えた。
    そんな中、ホームの豊田スタジアムにガンバ大阪を迎えた9月17日の第12節。

    前半27分に先制されたが、選手たちの危機感からか積極的なプレーが維持され続けた。
    前半41分、ペナルティエリア右からシモビッチ選手が鋭角に折り返し、中央に詰めていた永井選手が鮮やかに同点ゴール! 相手ディフェンスを崩しての得点は、後半に向けての明るい材料だった。

    しかし後半、チャンピオンシップ出場を狙うガンバ大阪の底力に2失点を許してしまう。
    結果、勝点獲得はならなかったが、第12節終了で年間順位は変わらず。残り5試合でなんとしても残留を決めて欲しいサポーターからは「次だ!次、がんばれ!」の激励の声が飛び、拍手さえ送られた。てっきりブーイングの嵐かと思ったが、心から残留を願うサポーターの切望の表れだろうか。

    Jリーグの撮影では、中盤や守備の選手も撮るために300mm以上の望遠を多用する。
    しかし今回は、得点シーンを狙いペナルティエリアに絞って広角~中望遠で待ち構えた。
    シモビッチ選手のペナルティエリア右からの折り返しは目の前。久しぶりに待った甲斐があった瞬間だ。
    とにかく、グランパスの勝利を祈って、得点にかかわる瞬間を撮りたいという一心からだった。


    (スポーツカメラマン : 村松繁昌)
  • ボスコ・ジュロヴスキー新監督の戦術が徐々に浸透している
  • コーナーキック数は、ガンバの2に対しグランパスは4。攻撃的になっている証
  • シモビッチ選手が絶妙な折り返し。永井選手に加え、矢野選手も詰めていた
  • 同点弾に喜びを爆発させる永井選手
  • 永井選手よりもアシストのシモビッチ選手の祝福に向かう闘莉王選手。彼らしい一面だ
  • 後半、再び同点を目指し攻撃に参加する闘莉王選手
  • 拍手を送り、心から残留を願うサポーター
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