2016.6.12 プロもエントリーする国内唯一アイアンマン大会を愛知で開催
アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン
「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」は2010年から開催され、今回で7回目を迎える大会で、70.3は、スイム1.9km、バイク90.1km、ラン21.1kmの総距離約113.1kmのマイル表示。世界的にメジャーなシリーズ戦で、国内唯一の大会が、知多市、常滑市、半田市を舞台に開催されました。
参加者数は1395名/組、完走率は97.1%、リタイヤ者は40名と、この大会をターゲットにトレーニングを重ねた選手達がエントリーしたことがわかる数字です。
また、年齢別上位40名には、9月にオーストラリアで開催される「アイアンマン70.3世界選手権」の参加資格が与えられました。
大会は7時30分のプロトライアスリートを皮切りに年代別など9回に分かれて、新舞子マリンパークをスタート。新舞子ファインブリッジの橋脚間を抜けるスイムは、波も穏やかで海とはいえ泳ぎやすいコンディションでした。
90.1kmというロングランのバイクは、知多半島の西側の工業地帯を4周回し内陸部に。風車をバックに後半の海岸線や田園地帯を走るコースは、選手の気持ちを支えてくれました。
そして最後のランコースで体力の限界に挑む選手達の元気の元になったのは、沿道に集まった観戦者やボランティアの声援でした。70.3マイル(113.1km)を駆け抜けた選手が目指すゴールは、NTPマリーナりんくう。駆けつけた多くの人の声援に迎えられ、達成感にあふれた選手が続々とゴールしました。
国内で様々なトライアスロン大会が開催される中、プロトライアスリートの走りを実際に見ることができるレアな大会でした。
トップの4時間01分49秒はさすが!予想以上のタイムに、ゴールに駆けつけた観戦者も驚きを隠せませんでした。
成績(総合)
男子:1位 Mitchell Robins ミッチェル・ロビンス (#13) 国籍:オーストラリア(二連覇)
2位 Tim George ティム・ジョージ (#11) 国籍:オーストラリア
3位 Rodrigo Acevedo ロドリゴ・アスヴェイド (#6) 国籍:コロンビア
女子:1位 Annabel Luxford アナベル・ラクスフォード (#30) 国籍:オーストラリア
2位 Kate Bevilaqua ケイト・ベヴィラクア (#27) 国籍:オーストラリア
3位 田中敬子 (#22) 国籍:日本(沖縄県)
(スポーツカメラマン 村松繁昌)