生涯現役!歳をとってもサッカー小僧
シニアサッカーの勧め
1993年Jリーグが開幕して今年で24年目。当時高校生でプロサッカーに憧れていた少年達もいわゆるアラフォー世代です。
また、あの頃のようにボールを追ってフィールドを駆けてみたい。そんな、元サッカー小僧の第2のフィールドがシニアサッカーの世界。
愛知県の場合、40歳代から各年代ごとにリーグ戦や選手権が開催されています。カテゴリーはB(40歳代)、A(50歳代)、V(60歳代)、R(70歳以上)と年代ごとに分かれ、Rクラスでは80歳代の選手も活躍しています。
リーグ戦や選手権の試合会場は、名古屋市港サッカー場、刈谷市総合運動公園、豊田市運動公園など、学生時代では、決勝クラスでないとできない芝のグランドです。
サッカー大好きおじ様が真冬のナイター、真夏の炎天下でも元気にボールを追いかけています。
また、サッカー5割、宴会5割でサッカーよりも親睦を深めるのが目的とウワサの県外チームとの交流のためを目的に、遠征試合も行われています。
初心者大歓迎の和気あいあいとしたチームや勝ちにこだわるチームとチーム特性はさまざま。
子育てもひと段落し、昔のようにサッカーをやってみたいという人は、生涯現役チームに仲間に入りしてみては?
【カメラアイズ】
愛知県のシニアルールとして、激しいコンタクトやスライディングは禁止となっていて、ケガがないようにはされている。
とはいえ、一度フィールドに立つとつい熱くなってしまうのが、もとサッカー小僧の性。
激戦を繰り広げるプレイヤーは年代に関係なく撮っている側も熱くなってしまう。
元日本リーグの選手とか、大学時代に活躍した選手もいたりして、そのプレーはさすがだな、とうなってしまうこともある。
感激したのは、名古屋のシニアチーム『名古屋500クロウズ』に、名古屋グランパスエイトの初代監督、平木隆三氏が所属していたこと。
残念ながら2009年に他界されたが、平木氏のプレーを撮影できたのは、数多いスポーツカメラマンでも一握りかもしれないと自負している。
(スポーツカメラマン 村松繁昌)
Photo1 エコパ東海交流大会
Photo2~Photo5 名古屋500クロウズ招待大会