社会人・学生の男子バレーボールが盛り上がっている愛知!
女子の華やかさに押されて、マスコミの注目度が低い男子バレー・・・。
しかし、そんな中でも、愛知県の男子バレーは、全国のバレーボール通からも一目を置かれる存在なのです。
まず、男子バレーボールの社会人リーグ「V・プレミアリーグ」には、愛知県の清須市を拠点とする「豊田合成トレフェルサ」と、刈谷市を拠点とする「ジェイテクトSTINGS」が所属しています。
リーグ全8チーム中の2チームが愛知県勢ということで、愛知県でのバレー人気や選手層の厚さを伺わせます。
次に、高校バレーですが、星城高等学校男子バレーボール部は、なんと2012~2013年の2年連続、高校大会3冠(インターハイ、国体、春校バレー)を達成しています!
当時活躍した石川祐希選手はイタリアセリエAのパッラヴォーロ・モデナに、川口太一選手も豊田合成トレフェルサに見事、入団を果たしています。
また、愛知県では、ジュニア育成の強化にも力を注いでいます。
今回の写真取材を行った「愛知県U-14クラブチャンピオンシップ男子バレーボール大会」は、毎年行われている県内各地区から選抜されたトップ選手が集まる大会です。大会中、各選手が見せる跳躍の高さは、とてもジュニアのものとは思えないですね。
この中から、将来Vリーグ、セリエAで活躍する選手もきっと出てくることでしょう。
社会人から高校、さらにはジュニアまで。愛知の男子バレーの選手層の厚さは、まさに鉄壁ですね。
【カメラアイズ】
バレーボールはさまざまなアングルから撮影でき、バリエーションを豊かにできるのが魅力。
観客席に上がれば、スパイクやブロックの瞬間の表情を捕らえられる。
また、コートに降りると選手の跳躍力を間近にできるし、チームメイトとの歓喜の瞬間も撮ることができる。
ちなみに、Vリーグでは、エンドラインのすぐ後ろに特別席が設けられているので、練習中やサーブの時には、選手を目の前で見ることができる。
そのため、いつも一眼レフを持ったファンで満席だ。
(スポーツカメラマン 村松繁昌)