あいスポ|スポーツ体験ブログ

  • 【このスポーツをもっと好きになる!】 バドミントン編

  • 2016/09/05
  • スマッシュのスピードはなんと新幹線より早い!?
    迫力満点で、見てもやっても楽しいスポーツ

    あっという間に終わってしまいましたね、リオデジャネイロオリンピック。
    日本選手団は過去最多となる41個のメダルを獲得するなど大躍進。連日、深夜から早朝にかけての時間帯にテレビ中継に見入ったおかげで、すっかり寝不足になってしまいました。
    パラリンピック開幕まで、しばらくは睡眠時間を確保できそうですが…

    日本人選手が活躍した名場面を数えればキリがありませんが、間違いなくそのひとつに挙げられるのが、バドミントン・タカマツペア(高橋礼華選手、松友美佐紀選手)が金メダルを獲得したシーン。女子ダブルス決勝。
    土壇場の大逆転で日本バドミントン界に初めての金メダルをもたらした両選手の最後まであきらめない姿に、思わず涙した人も多いはずです。(私もそのひとりです)

    このほか、奥原希望選手が女子シングルスで銅メダルを獲得。
    惜しくもメダルは逃しましたが、女子シングルスの山口茜選手、男子ダブルスの早川賢一選手・遠藤大由選手、ミックスダブルスの数野健太選手・栗原文音選手がそれぞれ準々決勝へ進出するなど、日本バドミントンのレベルアップを感じさせる大会となりました。

    こうした日本人選手の活躍を受けて、初めてじっくりバドミントンを見てみたら、意外と面白いスポーツだと感じた人も多いのでは。そんな人には、ぜひ生観戦をオススメします。
    例えば、男子のトップ選手にもなるとスマッシュのスピードはなんと時速350kmを超えるのだとか。新幹線と同じかそれよりも早いスピードのシャトルが自分に向かって飛んでくるなんて、想像できますか。
    しかもそれをパシッとレシーブできてしまう選手は、どれだけ反射神経がいいのでしょう。とても人間業とは思えません。
    とにかく、このスピード感と迫力は、バドミントンならではの醍醐味。一度味わってみるとよいでしょう。競技、大会に関するお問い合わせは愛知県バドミントン協会のウェブサイト内のメールフォームからお問い合わせを。

    最近では、ユニフォームもファッショナブルになり華やかさもアップ。バドミントンは見るだけでも楽しくなるスポーツです。

    この記事を読んでいて、自分でもやりたくなってきた人もいるのでは? もちろん、バドミントンは気軽にできてやっても楽しいスポーツです。それでは初心者向けに簡単なルールなどを紹介しましょう。

    バドミントンは、シャトルコックが地面に落ちないようにネットを挟んでラケットで打ち合うという競技です。シングルスもダブルスも1ゲーム21点のラリーポイント制で、先に2ゲームを取ると勝ちになります。
    シャトル(昔はシャトルコックと呼ばれていましたが、最近はシャトルと呼ばれています)は重さ5g、羽根の枚数は16枚と決められています。ネットの高さは、中央部が152.4cm、サイドライン上が155cmと、実は真ん中が少し低くなっているのです。ラケットは大型スポーツ店などで購入が可能。価格は5000円〜2万円程度です。
    ラケットはグリップと握手するように握り、ピッチャーがボールを投げるようにラケット上から振り下ろすのが基本フォーム。しっかり身に付けるのが上達の第一歩です。

    最後に、そこまで本格的ではなく、公園などでちょっと楽しみたい人に、ラリーを長く続けるコツをお伝えしましょう。ポイントは顔の前にラケットを持ってくること。
    ラケット越しにシャトルを見ると、目の前で確実にシャトルが打てるので、相手にまっすぐ返せる確率が上がります。

    今度の休みはピクニックがてら、近所の公園に行ってみては。
    ラリー100回を目指して、ぜひ試してみてください。


    (ライター : 鶴 哲聡)

    写真提供 : バドミントン日本リーグ事務局
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