人気アスリートにあいスポくんが突撃取材!
ボクシング 宮澤蓮斗選手

こんにちは!スポーツ大好きあいスポくんッス!僕が愛知の人気アスリートに突撃取材をする連載コーナーです。今回は、愛知県津島市出身のプロボクサー・宮澤蓮斗選手(松田ボクシングジム)に突撃! ボクサーと言えば過酷な減量やハードなトレーニングを重ねているイメージだけど、宮澤選手はどうなのかな?
あいスポくん、はじめまして!今日はよろしくね。
宮澤選手、はじめまして!まずは松田ボクシングジムに入った理由を教えてほしいッス。
いろんなジムに見学に行った中で、松田ジムは本気で強くなりたいという闘志のあるメンバーばかりで、とてもいい環境だと感じたからなんだ。
ジムのみんなには何て呼ばれてるの?
蓮斗(レント)って呼ばれているよ。
タイトル(日本ユース ミニマム級王座)を獲得した時、周りの人はどんな風にお祝いしてくれた?
試合直後に祝勝会を開いていただいて、70人くらい集まってもらえました。とても盛り上がって嬉しかった!
きっと、純粋な宮澤選手の人柄が愛されているからッスね。ところで、宮澤選手はどんなファイトスタイルなの?
変則的なスタイルですね。とことん感覚派なので、動物的だと言われることもあるけど(笑)。今は頭で考える技術的なボクシングも学び始めているので、毎試合ごとに進化していると実感しているよ。
僕も動物的だと言われるッス。なんでだろう?
うーん……。本能で生きていそうだからじゃないかな。
宮澤選手は小さい頃はどんな子どもだった?
僕は男ばかりの4人兄弟の上から2番目だったんだけど、親の言うことを全然聞かなくて……。兄弟の中で一番怒られていました(笑)。体を動かすことなら何でも好きな子どもで、ボクシングを始めるまでは野球をやっていたんだ。
天性のスポーツマンなんだね。やっぱりボクシングが一番?
そうだね。とにかく負けず嫌いだから、僕にとってボクシングは相性抜群。一発パンチをもらったらこっちも一発返してやる、そんな感じで戦っているよ。
頼もしいッス!ボクシングを続けてきたことで変化したことはある?
生活も、関わる人たちも全部変わって、人生が一変しました。自ら進んでトレーニングをするようにもなって、継続する力が身に付いたと感じているんだ。
ボクサーといえば、過酷な減量との闘いというイメージが強いけど、宮澤選手はどう対応してるの?
減量はもちろん辛いけど、あまり考えすぎないようにしている。直前で焦らないように前もって食事の量で調整して、試合の前日でも水を飲めるくらいに。計量ギリギリまで粘るのではなく、余裕を持たせておくと気持ちが楽なので。ちゃんとパスできるはずなんだけど、計量前だけはなぜかいつも緊張しちゃう(笑)。リングの上で緊張することはないのに、不思議だよね。
僕もボクシング漫画を読んでると、計量のシーンはいつもハラハラするッス。試合後や計量パス後にはこれを食べるというものは?
うなぎ!皮がパリパリに焼いてある香ばしいうなぎが大好物。うな丼よりもひつまぶし派です。
僕も名古屋名物・ひつまぶしは大好き!リングに上がる前のルーティンはある?
好きなHIPHOPの曲を聴いて気持ちを高めているよ。入場曲も、気分に合わせて毎回変えているんだ。
宮澤選手の趣味や休日の過ごし方などを教えてほしいッス。
趣味は特になくて、あえて言えばボクシングです(笑)。長女が生まれたばかりなので、休日は家族でゆっくり過ごしているよ。
新チャンピオンは新米パパ!宮澤選手は津島市出身だけど、どんなところなの?
田舎過ぎず都会過ぎず、住みやすい街。尾張津島天王祭という夏のお祭りは圧巻なんだ。秋の石採祭(いしどりまつり)も賑やかで楽しくて、僕も小さい頃は毎年行っていたなあ。
(小声で)誰にも知られていない宮澤選手の秘密を僕だけに教えて。
実は絶叫マシンや高いところが苦手。ボクシングで怖いと思ったことは一度もないんだけど……。あいスポくん、内緒にしてよ。
了解ッス。では最後に、ボクシングのファンへメッセージを!
これからどんどん経験を積んで、1試合ずつ着実に勝っていきたいです。世界の頂点を目指していくので楽しみにしていてください!
今回の感想
ボクシング選手はギラギラしているというイメージだったけど、宮澤選手はとても純粋で、闘志を胸に秘めている印象だったッス。そんな宮澤選手の日本ユースミニマム級王座の初防衛戦が9月25日(水)(後楽園ホール)に行われるので、みんなで応援しよう!

PROFILE
みやざわ れんと。2003年3月生まれ。津島市出身。17歳でボクシングを始め、わずか1年後にプロデビュー。デビュー戦は1ラウンドTKO勝ち。蟹江ジムを経て、2022年からは畑中清詞氏、薬師寺保栄氏を始め、幾多のチャンピオンを輩出している名古屋の名門・松田ボクシングジムに移籍。2022年に中日本ミニマム級新人王、2024年4月に第4代日本ユースミニマム級王座を獲得。
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2025 / vol.47
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