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バレーボール女子日本代表キャプテン・石川真佑 「もっとうまくなる」が強さの原動力

バレーボール ネーションズリーグ2025 女子 予選ラウンド

こんにちは!スポーツ大好きあいスポくんッス! 僕が愛知の人気アスリートに突撃取材する連載コーナーです! 今回は女子バレーボール日本代表チームを率いる新キャプテン、石川真佑選手にインタビューしてきたッス!バレーボールを始めた頃の話や、所属するイタリアリーグでの話など、いろいろ語ってもらったよ!

まずはバレーボールを始めたきっかけを教えてほしいッス。


姉と兄がバレーボールをやっていて、練習試合を見ていて「楽しそうだな」と思って、小学3年生から始めました。


子どもの頃のポジションは?


小学5年生まではセッターでしたが、6年生からはスパイカーになりました。その当時は、特に「自分はこのポジションがやりたい」と思っていたことはなかったです。


そうなんスね。子どもの時からやっぱりバレーボールの才能は開花していた?


最初はそこまでうまくなかったような…(笑)。でも、うまくなりたいという気持ちはずっとありましたね。私は負けず嫌いなので、今よりもっとうまくなりたいと思ってずっと練習をしていました。その頃から、継続することは大切だと思っていましたね。その気持ちがあって自分自身が成長してきたと感じています。


さすがッスね!お兄さんはバレーボール男子日本代表キャプテンの石川祐希選手ですが、兄弟でよかったと思うことはありますか?


特に選手として意識したことはないです(笑)。本当に普通の兄弟で、お互い忙しいからあまり会うことがなく、一緒にいることも少ないので、話す機会もそんなにはないですね。


なるほど、今も昔もお互いにバレーボール一筋なんスね。小学生時代の一番の思い出は?


小学生のジュニア全国大会に出場してもベスト8や16に終わってしまうことが多く、自分の中で勝ちたい気持ちが大きかったから、すごく悔しくて、もっとうまくなりたいと思いました。


中学から強豪校の長野・裾花中学校へ行ったのも、その悔しい気持ちがあったから…?


はい。1歳上の先輩が裾花中学に行っていて、その方に声をかけていただき、入学しました。それがなかったら今こうしてバレーボールをやっていなかったでしょうし、そういう意味ではご縁があったなと思います。中学時代はバレーボールと勉強の二本立てでしたね。練習はとても厳しかったですし、親元を離れたこともあって最初はホームシックになりましたが、自分が決めたことだから頑張ろうと思って毎日練習しました。
中学で日本一になることができたので、高校でももっとレベルが高いところでバレーボールをやりたいと思って下北沢成徳高校へ入学しました。


なるほど。現在は、イタリアのリーグでプレーをされていますが、自分が成長したなと思うことはありますか?


そうですね、外国人選手の高いブロックに対するスパイクの打ち方などの選択肢が増えたことや、得点を取るプレーを学べたことは自分自身の成長につながっていると思います。


日本代表のキャプテンを務めながら世界をリードするイタリアでも活躍して、本当に尊敬ッス!オフに愛知へ帰ることはありますか?


シーズンが終わった後や始まる前に少し休む時間があれば帰りますよ。友達と予定を合わせて会う時間はあまりないので、家族と過ごすことが多いですね。


そうなんスね。愛知の好きなグルメは?


味噌カツやひつまぶしが好きです。でも、時間がなくてあまり出かけて食べることはないかなあ。


SVリーグは見ますか?注目のチームや選手がいたら教えてほしいッス。


イタリアとは時差があるのでなかなか難しいですが、時間が合えば見ています。私も現役としてプレーしているので、特に注目のチームや選手というのではなく、日本代表チームで一緒に戦う仲間として、選手たちのプレーを見ています。どちらかというと普通にバレーボールの試合を見ている感じですね。


代表チームの仲間たちは石川選手にとってどんな存在?


所属チームで活躍する選手は日本代表チームでも点を取れる人が多く、一緒にプレーをしていて刺激を受けることは多いですね。


石川選手の日本での活躍を見たいと思っているファンも多いと思うけど、いずれは日本のリーグでプレーすることも考えている?


まったく考えていないわけではないですが、先のことを考えるより、まずは目先の一年を考えてプレーしています。だから正直まだわからないですね。


そうッスよね!では最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!


小学生までしか愛知にいませんでしたが、地元をはじめ全国で応援してくれる人たちに、もっとバレーボールの魅力を届けたいと思います。そのためには自分自身が結果を出さなくてはいけないと考えているので、これからも頑張っていきます。引き続き応援していただけるように、私たちももっと強い姿を見せていけたらと思っています。


バレーボール ネーションズリーグ2025 女子 予選ラウンド

今回の感想

子どもの頃から練習熱心、今よりさらに高みをめざして努力を続ける石川選手の熱い気持ちがひしひしと伝わってきたッス!これからもみんなを感動させてくれるバレーボールを見せてほしいッスね!応援しています!


【石川祐希選手登場回!漫画あいスポくんはこちら】

PROFILE 

石川真佑/いしかわ まゆ。2000年5月生まれ。愛知県岡崎市出身。小学3年生でバレーボールを始める。下北沢成徳 高校では主力として全国優勝を経験し、卒業後はV リーグの東レアローズに入団。2023年からイタリア・ セリエAのイル・ビゾンテ・フィレンツェでプレーし、 2024年にはイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラに移籍。2019年に日本代表入りし、2025年からは主将としてチームを牽引している。 


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