バレーボール女子日本代表キャプテン・石川真佑 「もっとうまくなる」が強さの原動力

こんにちは!スポーツ大好きあいスポくんッス! 僕が愛知の人気アスリートに突撃取材する連載コーナーです! 今回は女子バレーボール日本代表チームを率いる新キャプテン、石川真佑選手にインタビューしてきたッス!バレーボールを始めた頃の話や、所属するイタリアリーグでの話など、いろいろ語ってもらったよ!
まずはバレーボールを始めたきっかけを教えてほしいッス。
姉と兄がバレーボールをやっていて、練習試合を見ていて「楽しそうだな」と思って、小学3年生から始めました。
子どもの頃のポジションは?
小学5年生まではセッターでしたが、6年生からはスパイカーになりました。その当時は、特に「自分はこのポジションがやりたい」と思っていたことはなかったです。
そうなんスね。子どもの時からやっぱりバレーボールの才能は開花していた?
最初はそこまでうまくなかったような…(笑)。でも、うまくなりたいという気持ちはずっとありましたね。私は負けず嫌いなので、今よりもっとうまくなりたいと思ってずっと練習をしていました。その頃から、継続することは大切だと思っていましたね。その気持ちがあって自分自身が成長してきたと感じています。
さすがッスね!お兄さんはバレーボール男子日本代表キャプテンの石川祐希選手ですが、兄弟でよかったと思うことはありますか?
特に選手として意識したことはないです(笑)。本当に普通の兄弟で、お互い忙しいからあまり会うことがなく、一緒にいることも少ないので、話す機会もそんなにはないですね。
なるほど、今も昔もお互いにバレーボール一筋なんスね。小学生時代の一番の思い出は?
小学生のジュニア全国大会に出場してもベスト8や16に終わってしまうことが多く、自分の中で勝ちたい気持ちが大きかったから、すごく悔しくて、もっとうまくなりたいと思いました。
中学から強豪校の長野・裾花中学校へ行ったのも、その悔しい気持ちがあったから…?
はい。1歳上の先輩が裾花中学に行っていて、その方に声をかけていただき、入学しました。それがなかったら今こうしてバレーボールをやっていなかったでしょうし、そういう意味ではご縁があったなと思います。中学時代はバレーボールと勉強の二本立てでしたね。練習はとても厳しかったですし、親元を離れたこともあって最初はホームシックになりましたが、自分が決めたことだから頑張ろうと思って毎日練習しました。
中学で日本一になることができたので、高校でももっとレベルが高いところでバレーボールをやりたいと思って下北沢成徳高校へ入学しました。
なるほど。現在は、イタリアのリーグでプレーをされていますが、自分が成長したなと思うことはありますか?
そうですね、外国人選手の高いブロックに対するスパイクの打ち方などの選択肢が増えたことや、得点を取るプレーを学べたことは自分自身の成長につながっていると思います。
日本代表のキャプテンを務めながら世界をリードするイタリアでも活躍して、本当に尊敬ッス!オフに愛知へ帰ることはありますか?
シーズンが終わった後や始まる前に少し休む時間があれば帰りますよ。友達と予定を合わせて会う時間はあまりないので、家族と過ごすことが多いですね。
そうなんスね。愛知の好きなグルメは?
味噌カツやひつまぶしが好きです。でも、時間がなくてあまり出かけて食べることはないかなあ。
SVリーグは見ますか?注目のチームや選手がいたら教えてほしいッス。
イタリアとは時差があるのでなかなか難しいですが、時間が合えば見ています。私も現役としてプレーしているので、特に注目のチームや選手というのではなく、日本代表チームで一緒に戦う仲間として、選手たちのプレーを見ています。どちらかというと普通にバレーボールの試合を見ている感じですね。
代表チームの仲間たちは石川選手にとってどんな存在?
所属チームで活躍する選手は日本代表チームでも点を取れる人が多く、一緒にプレーをしていて刺激を受けることは多いですね。
石川選手の日本での活躍を見たいと思っているファンも多いと思うけど、いずれは日本のリーグでプレーすることも考えている?
まったく考えていないわけではないですが、先のことを考えるより、まずは目先の一年を考えてプレーしています。だから正直まだわからないですね。
そうッスよね!では最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!
小学生までしか愛知にいませんでしたが、地元をはじめ全国で応援してくれる人たちに、もっとバレーボールの魅力を届けたいと思います。そのためには自分自身が結果を出さなくてはいけないと考えているので、これからも頑張っていきます。引き続き応援していただけるように、私たちももっと強い姿を見せていけたらと思っています。

今回の感想
子どもの頃から練習熱心、今よりさらに高みをめざして努力を続ける石川選手の熱い気持ちがひしひしと伝わってきたッス!これからもみんなを感動させてくれるバレーボールを見せてほしいッスね!応援しています!
【石川祐希選手登場回!漫画あいスポくんはこちら】
PROFILE
石川真佑/いしかわ まゆ。2000年5月生まれ。愛知県岡崎市出身。小学3年生でバレーボールを始める。下北沢成徳 高校では主力として全国優勝を経験し、卒業後はV リーグの東レアローズに入団。2023年からイタリア・ セリエAのイル・ビゾンテ・フィレンツェでプレーし、 2024年にはイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラに移籍。2019年に日本代表入りし、2025年からは主将としてチームを牽引している。
aispo!マガジン最新号
2025 / vol.47
PickUp記事
-
名城大学女子駅伝部 密着レポートvol.8 富士山女子駅伝へと向かう12名の覚悟
-
【家族で一日楽しめる!】ジェイテクトSTINGS愛知のホームゲーム観戦〜スティンビーランドにグルメFES、キッズイベントまで盛りだくさん〜
-
横井ゆは菜・グランプリファイナル公式アンバサダー密着企画!<後編>GPファイナルで見た、選手たちの姿とミラノ五輪への展望
-
横井ゆは菜・グランプリファイナル公式アンバサダー密着企画!<前編>開催前から大会当日の裏側に迫る
-
サカエチカ d garden名古屋栄店に「aispo!コーナー」が登場!
-
インドアとビーチの“二刀流”に挑戦中!バレーボール界期待の星・水町泰杜
-
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック 地元期待の星
-
シングルファーザーとして、そして一人のバスケットマンとして――並里成が辿る“原点”
-
今季限りで引退へ——フットサルへの思いと“忘れられない試合”を語る名古屋オーシャンズ 吉川智貴
-
カウントダウン アジア競技大会/公式アンバサダー 大久保佳代子さんのオススメ!
-
旅するあいスポくん IGアリーナ×弁天通商店街
-
須田亜香里── 生涯ドラゴンズファン!野球大好き一家に生まれて
-
【16歳の女子高生アスリート】強い気持ちで頂点を目指す!エアロビックの新星、知崎百華
-
「次は絶対リアルで観たい!」初観戦でハマったラリージャパンの魅力 スピードワゴン 井戸田潤
-
『はじめてのカンタン!フィギュアスケートガイド』配布場所一覧
-
【名古屋開催】グランプリファイナル直前!観戦初心者のためのフィギュアスケート観戦ガイド
-
NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26がいよいよ開幕!ラグビーがもっと面白くなる!観戦初心者のための基礎講座
-
名古屋の格闘技界をリードする!老舗格闘技用品専門店と総合格闘技道場の挑戦
-
名城大学女子駅伝部 密着レポートvol.7 2025年度全日本大学女子駅伝エントリーメンバー発表――挑戦者として踏む新たな一歩
-
東海オンエア・虫眼鏡のシーホース三河ホームゲーム観戦レポート
-
圧倒的なスピード感と激しい肉弾戦にハマる人続出!初めてのアイスホッケーXHL観戦
-
若い力が躍動した朝日インテック・ラブリッジ名古屋 なでしこリーグ1部で悲願の初優勝!!
-
山下真瑚選手・横井きな結選手らが氷上で指導と演技!「トップスケーターによるスケート教室」を姉・ゆは菜がリポート!
-
女子ソフトボール・トヨタレッドテリアーズが豊田市で初開催!子どもから大人まで楽しめるお祭りイベント
-
原点を取り戻し、王座奪還 三浦璃来&木原龍一ペア





















