東海オンエア・虫眼鏡のシーホース三河ホームゲーム観戦レポート

岡崎市を拠点に活動する「東海オンエア」の虫眼鏡です。YouTube動画の企画でシーホース三河の選手たちとガチバスケ対決して以来、すっかり熱烈なブースター(ファン)になりました。プライベートで観戦に行くことも多いですし、地元・岡崎での開催ゲームでは、始球式などのイベントにも出演させていただき、シーホース三河との縁は年々深くなっています。今回は私、虫眼鏡が観戦してきたホームゲームの魅力をたっぷりお伝えいたします。

虫眼鏡特製デコ応援うちわ作りに挑戦!
今回、僕が観戦に訪れたのは、10月5日(日)に刈谷市体育館で開催された群馬クレインサンダーズ(以下、群馬)戦。開幕節の2戦目ということもあり、会場周辺はいつも以上に熱気が漂い、体育館の周囲にはキッチンカーなども多く出店していて、お祭りのような雰囲気。バスケ観戦初心者でも、その場に居合わせるだけでとても楽しく過ごせるはずです。
さて、会場入りして初めに行ったのは「デコ応援うちわ」を作ること。シーホース三河のチームカラーにちなんだ「青援スタイル」として、自作したデコうちわを掲げて選手にエールを送ります。
本日は満を持して、虫眼鏡特製のデコうちわを作っちゃいます!デコのテーマは僕の推し、ポイントガードの「#7 長野誠史選手」。長野選手がコートに入った瞬間にゲームの流れが引き寄せられると表現しましょうか、アリーナの雰囲気を一変させるところが魅力なんです。
長野選手が躍動する試合を、ファンの間では「長野フェスティバル」なんて呼んだりもします。今日も「長野フェスティバル」の開催を願って、デコうちわ作りに取り組もうと思います!

ありがたいことに、普段はデコうちわを掲げてもらうこともあるのですが、自分でデコうちわを作るのは初めてかも!?ファンの皆さんはこんなに地道で大変な思いをしながらデコうちわを作って、東海オンエアを応援してくださるのですね。自作してみて初めて気づきます(しみじみ)。でも、僕は几帳面なA型なので、こういう作業は得意ですよ~。

実はこの日、会場周辺が混雑していて、少しだけ時間が押していました。他のブースターの皆さんが作っているような超力作を作りたかったのですが、時間が足りなすぎる!!苦肉の策として「長野誠史」の「誠」だけを切り抜いて作ることにしました。
あまりにも時間がなさすぎたので、長野選手の背番号「#」「7」の部分だけ「aispo!」のスタッフさんに手伝ってもらうことにしました。そしたらこの二文字の大きさが明らかにバランス悪くて…。聞けばスタッフさん、血液型は大雑把なO型とのこと。こういう作業をO型に任せてはいけませんね!?(笑)#7は裏面に貼りました!


試合前、ホームコートMCのコバタク(小林拓一郎)さんナビゲートのもと、コート袖でブースターが自作したデコうちわを披露するコーナーが行われます。僕も先程完成したばかりのデコうちわを掲げて出演させていただきました。

コートでアップ中の長野選手をコールしたところ、気づいてくれて手を振り返してくれました!シーズン開始早々に長野選手を激励することができて、とても光栄です。コーナーが終わりを迎える頃には、当日が誕生日だった久保田義章選手がコート袖まで駆け寄ってきてくれましたよ!


さらに、試合開始直前にはシーホース三河名物の「餅まき・菓子まき大会」に参加。スタートのコールよりも先に菓子をまいてしまうという初歩的なミスを犯したものの、会場全体のテンションを上げるお手伝いができたかと思います。最初は手を上げてくれるお子さんにお菓子をたくさんあげようと思っていましたが、大人たちの圧力に負けて最後の方は無作為に投げちゃいました。みんな欲しがりさんですね~。


いよいよティップオフ!推しの長野選手も躍動
ティップオフ(試合開始)前のコート上やコート袖ではさまざまなイベントが催されていて、観客を飽きさせません。個人的にはティップオフ直前のシュート練習をぼんやり眺めている時間がとても好きです。ネットに次々とボールが吸い込まれていく様子を「魔法」と例えるのは大げさでしょうか。とにかく観ていて心地良いんです。
体育館全体を巻き込んだド派手な演出に圧倒されていると、あっという間にティップオフの時間。前日の開幕初戦では群馬に敗北を喫しているので、絶対に負けられません。今季初勝利を目指して、Let’s GO SEAHORSES!

第1クォーター序盤にジェイク・レイマン選手のゴールが決まり先制!その後は一進一退が続くも、我らがシーホース三河のペースで試合が進行していきます。そして残り4分08秒のタイミングで早くも長野選手がイン!推しの選手のプレーが間近で観られるのは、ファンにとってはうれしいことです。長野選手はさっそくスティールを見せるなど、コート内でもひときわ存在感を放っていました。第1クォーターは25-21で終了。前日は苦しい試合展開だっただけに、幸先のよいスタートを切れたことにまずはホッとしました。

第2クォーターは3ポイントシュートの連発。次々とシュートが決まり、第2クォーターだけで28得点を挙げる展開に。一気に群馬を引き離します。
今シーズンからシーホース三河に加入したトーマス・ケネディ選手は、派手さはないけれども、苦しい時間帯にチームを助けてくれるプレーが多かったです。とても心強くて、今シーズンのキーマンになる予感。

第2クォーターを終え、53-40で前半を終了!シーホース三河のホームゲームは、ハーフタイムが面白いんです。シーホース三河の所属タレント「タツヲ」とコバタクさんによる「タツヲンtheステージ」は必見。この日もタツヲはキレッキレのフリップ芸と、コバタクさんとの絶妙な掛け合いを披露してくれました。愛知県にはドアラという大大大先輩が存在しますが、負けず劣らず楽しませてくれます。と、いうか、これだけのネタを毎回仕込んで本番に臨むクリエイター魂がすごい!
試合に戻って、後半の第3クォーターでは、開始3分30秒ほどシーホース三河に点が入らず、重苦しい展開に。58-50の8点差にまで詰められるシーンもありましたが、しっかりと逃げ切るところが今シーズンのシーホース三河の底力。残り1秒のところで長野選手が冷静にシュートを決め、流れを再び引き寄せてくれました。最終の第4クォーターを終わってみれば98-71で快勝!今シーズン初勝利をこの目で見届けることができました。

2人の選手を応援できるうちわ!?
ふと試合中、体育館の壁に掲げられた選手のポスターを見て気づいてしまったことが…。試合前に自作したデコうちわに「長野誠史」選手の「誠」だけを切り抜きましたが、#5元澤選手の名前が一文字で「誠」でした。普通に考えたら元澤選手を応援するデコうちわに見えますね…?いや、このデコうちわは長野選手と元澤選手、2人の選手を両方応援できるうちわなんです!?結果オーライとしましょう。
僕が出演させていただいた「デコ応援うちわで選手に思いを届けよう」コーナーは、通常はファンクラブ会員から募集されるそうです。僕も今回の取材を通して入会することを決めました!特典内容はコースによってさまざまですが、どのコースも2試合分無料で観戦することができます。1試合でも現地観戦を楽しむのなら、ほぼ損しない設定なのがすごい!

ファンクラブについてはこちら
ちなみに「このデコうちわを『aispo!』読者プレゼントに」と提案をいただいたので、僕のサインを入れて差し上げることにしました。出来栄えにまったく満足していないのですが…こんなデコうちわでも「欲しい!」という特異な方がいらっしゃったらぜひ応募してみてください。そして、当選された方はこのデコうちわで長野選手を猛烈に応援していただきたいですね。
※デコうちわプレゼントについて、詳細はaispo!の公式SNSでお知らせします。

バスケ観戦はやっぱり最高!
今シーズン、改めて現地観戦して感じたことは「スポーツ観戦の中でバスケ観戦が一番面白い」。ひいき目なしでそう思います。得点シーンも多く見られますしね。ファウルなど複雑な部分もありますが、ネットにボールが入ったら2点ですし、遠くから入ったら3点ですし。最初はシンプルに考えればよいと思います。ルールに詳しくなくても十分に楽しんでもらえるはず。
昨シーズンのシーホース三河は、チャンピオンシップまで進出したものの、準々決勝で力尽きてしまいました。今シーズンはチャンピオンシップで躍動し、勝ち進むチームの姿を見届けたい!
そして、今シーズンは刈谷市体育館とウィングアリーナ刈谷に加えて、岡崎中央公園総合体育館、スカイホール豊田、さらに名古屋市北区に新しく完成したIGアリーナと、さまざまな会場でゲームを開催予定とのこと。シーホース三河に熱い青援を送りましょう!最後に叫ばせてください。Let’s GO SEAHORSES!


PROFILE
虫眼鏡
むしめがね。1992年、岡崎市出身。岡崎市を拠点に活動する動画クリエイターグループ「東海オンエア」のメンバーとして活躍中。メンバーカラーは茶色。グループきっての頭脳派で毒舌とキレのあるツッコミが持ち味。個人チャンネル「虫眼鏡の放送部」も人気を博す。
https://www.youtube.com/@TokaiOnAir
https://www.youtube.com/@mushimeganeradio/featured
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