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2024/08/19 aispo! News

DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME2024をあいスポくんが観戦レポート!歴代のドラゴンズOBが集結する夢の対決

こんにちは!スポーツ大好きあいスポくんッス!今回は7月25日に開催された「中日スポーツ創刊70周年記念 DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME2024」を観戦してきたッス!中日ドラゴンズの歴史を彩った名選手が「昇竜チーム」「強竜チーム」の2つに分かれて、夢の対決を繰り広げる初のOB戦。名勝負あり、好プレーあり、笑いありのとっても楽しい時間だったッス!

試合が開催されたのは中日ドラゴンズの本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ。1万8000人を超えるファンが詰めかけ、試合開始前からペナントレースさながらの熱気に包まれたッス!

たくさんのレジェンドOBが出場するこの試合。観戦前にぜひ訪れたいバンテリンドーム内のスポットが「ドラゴンズミュージアム」。こちらにはプロ野球最多出場記録を誇る谷繁選手など、ドラゴンズを代表するOBにまつわるエピソードを紹介する展示がたくさんあるッス!

こちらは今日の試合で昇竜チームを率いる、権藤博さんに関する展示。1961年に登板した投球イニング数はなんと429回!2023年シーズン、ドラゴンズの中で最も投球イニング数が多かった小笠原慎之介投手が160回だから、いかに多く投げていたかが分かるね。雨天中止を挟んで、連日マウンドに上がる様子を表した「権藤、権藤、雨、権藤」のフレーズはプロ野球ファンにはおなじみッス。

そのほか山本昌さんや荒木雅博さんをはじめ、最近まで現役として活躍した選手の展示も見ることができて、新旧のファンが楽しめる空間になっているよ!シーズン中の試合開催日はオープンしているので、試合開始前などにぜひ立ち寄ってみて欲しいッス!

試合開始を待ち切れない様子のファンにもお話を聞いたよ!尾張旭市から来た後藤さん一家は、福留孝介さんのファン。ドラゴンズ時代はもちろん、メジャーリーグで活躍していた時代も熱烈に応援していたんだって。今日は家族での観戦、楽しんで欲しいッス!

豊田市から来た三宅さん親子は、往年の名選手がたくさん描かれたメガホンを持参。それにしても年季が入っているッス。「横浜を優勝に導いた権藤さんに、中日でも監督を務めてほしかったです。今日は昇竜チームの監督をされるということなので注目したいです」と話してくれたよ!

三宅さんは事前にインターネットで購入したという「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME」の記念タオルも持参していたッス!両手を上げてバンザイする山﨑武司さんやスローカーブと速球を武器に活躍した今中慎二さんら、レジェンドが多く描かれた特別なデザイン。今日の特別な試合を、いかに楽しみにしていたかが伝わってきたッス!

試合開始の時間が近づいてきて、いよいよスターティングメンバー発表!現役時代の写真とともに懐かしい名前がコールされ、観客はひとりひとりに大きな拍手を送っていたよ。
106ビジョン(バンテリンドームの巨大電光掲示板)に映し出された、時代を超えたラインナップを眺めているだけでとっても楽しい気持ちになれるッス。

試合開始直前には59人のレジェンド全員がひとりずつコールされ、一塁線上と三塁線上に整列。集まったファン同士も、思い出話に花が咲いている様子だったッス。

先発は小松辰雄さんと鈴木孝政さん、ドラゴンズを代表する剛腕投手2人の投げ合いではじまった「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME」。

どの選手も現役時代を思い出すように、久しぶりにフィールドに立ってイキイキと躍動している姿が印象的。初回には荒木さんの打球を宇野勝さんがダイビングキャッチして、開始早々、会場からは大歓声。

中でも、中村紀洋さんや小笠原道大さんをはじめ、打撃フォームが現役当時からほとんど変わっていない選手が多くてうれしい気持ちになったッス!

5回の攻防では、2004年に最優秀選手に選ばれた川上憲伸さんが登板し、日本を代表するストッパーとして活躍した岩瀬仁紀さんが「代打」で登場するなど現役当時では“あり得ない”対決も次々と実現!

そして一番盛り上がったのは6回表の強竜チームの攻撃時。85歳の権藤博さんと、76歳の谷沢健一さんによる監督対決!権藤さんが投じた球を谷沢さんが打ち返すものの、結果は一塁ゴロ。合計「161歳対決」は権藤さんに軍配が上がったッス!

7回の表裏で終了という特別ルールのもと行われたこの試合。5回終了時にはおなじみの「燃えよドラゴンズ!」の大合唱が!チアドラゴンズのOGも駆けつけ、グラウンドを彩ったッス!ペナントレースの試合では相手球団のファンもたくさんバンテリンドームに詰めかけるけれど、今日に限っては360度見渡す限りドラゴンズファン。そんな空間での合唱は、じぃ~んとしびれさすものがあったッス。

最終回には宣銅烈(ソン・ドンヨル)さんと岩瀬さん、新旧ストッパーによる投げ合いも実現。試合は5対3で谷沢監督が率いる強竜チームが勝利!最優秀選手には守備の名手、英智さんが選ばれたッス。最後はマウンド付近に出場したすべてのOBが集まり、大きな拍手を浴びていたよ。

「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME」試合後のセレモニーではこの試合の総監督を務めた法元英明さんや権藤監督から、立浪ドラゴンズに対して“愛にあふれた”檄が飛ぶシーンも。最後まで残ったファンからも、期待をこめた拍手が球団に送られていたことが印象的だったッス。

ドラゴンズの歴史を紡いできた個性派OBが躍動する姿に感動させられた初開催の「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME」。2025年以降の開催については2024年8月現在では未定とのことだけれども、こんなに楽しい夢のような試合を来年以降もぜひ観たいッス!


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