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2024/12/06 aispo!応援団

伊藤実希の全力応援!シーホース三河

バスケットボールから得た視野を広げる力

 こんにちは。SKE48TeamKⅡの伊藤実希です。私はバスケットボールが大好きで、Bリーグのシーホース三河を応援しています。バスケを始めたきっかけやシーホースの魅力についてお話をするので、読んでくれたら嬉しいです。

 私は小学校高学年の3年間と中学の3年間の計6年間、バスケットボール部に所属していました。始めたきっかけは姉や叔父、叔母など、家族や親戚にバスケットボール経験者が多かったこと。実はバトン部に憧れていたのですが、家族に勧められて体験入部したら、いつの間にかバスケットボールの魅力に取りつかれていました(笑)。

 小学6年生の時の背番号は4番でした。バスケ経験者ならお分かりだと思いますが、4番と言えば……そうです、キャプテンがつける背番号。キャプテンとしてチームを引っ張ろうと頑張っていましたよ。ポジションはガード。攻撃の起点となる司令塔の役割です。アメリカのNBAで頑張っている日本代表の河村勇輝選手と同じポジションです。
 今は身長が164cmあって、SKE48の中でも高い方ですが、中学に入ってからだんだん伸びていきました。「伊藤は身長を活かして頑張ってほしい」と顧問の先生やチームメイトからセンターのポジションを期待されていたんですが……。なにしろ体型がひょろひょろで(笑)。ゴール下での激しい体のぶつけ合いには耐えられませんでした。
 そのせいもあって、相手チームのディフェンスに阻まれても力強いプレーで魅せてくれるシーホースのダバンテ・ガードナー選手には、プレーヤー的な目線からも憧れを抱いてしまいます。

ダバンテ・ガードナー選手の直筆サイン入りカードを持つ伊藤実希さん

 その後は「伊藤にはやっぱりこっちのポジションが合っている」ということになり、フォワードになりました。1対1を突破してスリーポイントを決めるなど、それなりに活躍していましたよ。今シーズンからシーホースに加入した須田侑太郎選手みたいだと言うと、言い過ぎですかね。小中学生を通して一通りのポジションを経験しましたが、フォワードが一番好きでした。
 バスケットボールをプレーしてよかったことは「視野が広くなったこと」です。バスケットボールという競技はコート全体を見渡す能力が求められますし、残りタイムも確認しながらプレーしなくてはなりません。あらゆる箇所を目視しながら瞬時に判断する必要があるんです。

©2024 Zest, Inc.

 SKE48の公演でも、ステージ全体を見渡してポジショニングの確認や修正をするのは得意な方だと思います。客席全体を見渡す習慣が染み付いているので、ファンの皆さんのこともよく見ていますよ!握手会などイベントの際に「3階の後ろ側の席から応援してくれていましたよね!?」と話すとファンの方にびっくりされることがよくあります。

初観戦以来プロフェッショナルなプレーに釘付け!

 シーホース推しになったきっかけは、SKE48とのコラボイベントで試合会場にお邪魔したこと。目の前でプロのプレーを観るのはその時が初めてでした。今まで見たことがないダイナミックなプレーの連続に、私も含めてメンバー全員が興奮しまくり! しかも、シーホースの勝利を見届けることができたんです。一気にファンになってしまいましたね。

 バスケは試合展開が速く、一瞬たりとも見逃すことはできませんが、観ていて特に力が入るのは、シーホースがディフェンスの時です。中学校のバスケットボール部が、ディフェンスに力を入れているチームだったせいかもしれません。シーホースにディフェンス面でいいプレーが生まれると、得点を決めた時以上に大きな拍手を送りたくなります。敵の猛攻を耐え忍んで、24秒(※)を経過した瞬間は思わずガッツポーズ! オフェンスだけでなく、ディフェンスにも注目するとバスケットボール観戦がより楽しくなりますよ。
(※)オフェンス側はボールをコントロールしてから、24秒以内にシュートを打たなければ反則となり、相手ボールとなる。
 コンビネーションプレーも見どころのひとつだと思います。ガードの久保田義章選手が速攻でゴール下付近まで持ち込んでそのままレイアップシュート!……と、思いきや、あえてバックボードに当てて、詰めていたザック・オーガスト選手へパス! 空中で受け取ったオーガスト選手がそのままダンク! 2人の息がぴったりのスーパープレーを思い出すだけでニヤけてきちゃいます。

シーホースのホームアリーナを盛り上げたい!

 2024年の私個人の10大ニュースの1位は「東京マラソンを完走したこと」です。SKE48に在籍する中で「伊藤実希といえばこれ」と言っていただけるような何かがほしいと感じていたので、思い切って挑戦することに。高校時代は陸上競技部だったので、その経験が活かせるのではないかと思ってエントリーを決意したんです。

 SKE48の活動とトレーニングを両立するのは本当に大変でした。足腰に疲労が溜まってしまい、ダンスが上手くいかないことも。それでも、「自分で決めたことだから」と思って頑張りました。練習で42.195キロを走り切った次の日に劇場公演に出演したこともありましたよ。そのときはスタッフさんから「おばけだ」って驚かれましたね(笑)。

 実は東京マラソンの数カ月前に、スマホを足の小指に落として骨折してしまって、1カ月ほど走れない、緊急事態に陥ったんです。それでも当日は4時間29分49秒というタイムで走り切ることができました! あとからファンの方に教えていただいたのですが、初マラソンで4時間30分を切るのは優秀な記録らしいです。たくさんの方に褒めていただき、とても自信になりました。

試合会場に設置されたウェルカムバルーン前で記念撮影

 スポーツは観戦するのもプレーするのも、どちらも大好き! 実は、JリーグのFC岐阜応援隊の副隊長を務めさせていただいています。これからも地域のスポーツと携わっていきたいです。もちろん、シーホースの応援も続けますよ。ファンのみなさんと一緒に盛り上げたいと思っています! 直近の夢は新しくできるシーホースのホームアリーナで、ライブをすること。それと、試合中に「フリースローチャレンジ」という恒例イベントがあるのですが、挑戦してみたいです!もし、実現したら応援に駆けつけてくださいね。

伊藤実希
いとう みき。2002年8月生まれ、愛知県出身。2019年に10期生としてSKE48に加入。「FC岐阜応援隊 SKE48」の副隊長を務めるなど、東海地方のスポーツを熱烈に応援している。2024年の東京マラソンでは、初マラソンながら4時間29分49秒という好タイムで完走。

シーホース三河


刈谷市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム。母体は1947年に創部のアイシン精機バスケットボール部。アイシン時代はリーグ戦やトーナメント戦など実に21回のタイトルを獲得する名門チームだった。2016年のBリーグ発足に伴いチーム名をシーホース三河に。三河の雄・徳川家康の居城が「龍城」と呼ばれていたことに加えて、創部以来応援を続けた名誉相談役が辰年生まれだったことにちなみ「シーホース(タツノオトシゴ)」と命名された。


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