愛知県振興部スポーツ振興課
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ウチの子、自慢させてください

 一緒にいることで癒やされ、元気を与えてくれるペット達。愛知のスポーツ選手の皆さんが、そんな自慢の家族を紹介!
 第1回は愛知県に本拠地を置くWリーグのチームに所属する5選手が登場。彼女達の、試合で見せる力強い表情とはまた違った、なごやかな表情にも注目しよう。
 
 

トヨタ自動車アンテロープス 山本麻衣選手のミントちゃん

種類:グレートピレニーズ
年齢:10歳

一緒にいるだけで癒やされる、私の“お姉ちゃん”

 「ミント」のお母さんは、私のお婆ちゃんの家で飼っていたグレートピレニーズの「レイチェル」。なので、私は彼女が生まれた時から知っています。レイチェルは子だくさんだったので首輪の色で見分けをつけていたのですが、その時に青色の首輪をしていたのがミントの名前の由来です。兄弟もみんなフルーツや植物の名前なんですよ。
 人懐っこくて、背中の模様が羽みたいになっているところがチャームポイントのミント。耳の裏やお腹と首の間ぐらいを触られるのが大好きで、一緒に過ごす時は私がマッサージをしてあげています。それと、ドッグフードより人間の食べ物が好きで、ゆで卵も食べるし温野菜も食べるんです。本当に人間みたいだなと思っています(笑)。
 会話はできないけど、話を聞いてくれている感じがして、側にいてくれるだけで癒される。私にとって彼女は、双子のお姉ちゃん的な存在です。

PROFILE
山本麻衣 Mai Yamamoto
1999年生まれ。愛知県名古屋市出身。ポジションはポイントガード。東京2020の3x3では日本代表のエースとして全試合に出場し、準々決勝進出。予選では東京2020優勝国のアメリカ代表にも勝利をあげるなど、躍進の立役者となった。


デンソーアイリス 本川紗奈生選手のぷぷくん

種類:ポメラニアン
年齢:生後7カ月

©Wリーグ/デンソー

私の新しい家族は、今ではチームのアイドル

 ウチの「ぷぷ」は、やんちゃなのに運動神経は悪くて(笑)。でもすごくかしこくて、それに芸達者なんです。ぷーくんとの出会いはペットショップ。最初はチワワかトイプードルを飼いたいと思っていたのですが、店員の方に寄り添うように抱かれる姿がすごくかわいくて一目惚れしてしまいました!
 最初は試合の前に犬と触れ合うことで、気合いが入れられなかったらどうしようかと思いましたが、実際は癒やされることで心に余裕ができて、いいプレーができるようになりました。試合に勝って、いい子でお留守番してくれていたぷぷが嬉しそうにお出迎えしてくれて……。とても愛おしい子なんです!
 ぷぷと私は毎朝一緒にチームの練習場まで出かけます。練習中はゲージの中で寝ていますが、練習が終わったらチームのみんなと一緒に過ごしています。私が面倒をみていなくても、周りのみんなが気にかけてくれたり、遊んでくれるので、ぷぷもこの環境がお気に入りの様子です。ぷぷのチャームポイントはシュッとした顔つきと、耳から伸びた白い毛。そんなぷぷに、私だけでなくチームメイト達もすっかり親バカです(笑)。こうしてオープンに迎え入れてくれたチームの皆さんには大変感謝しています。疲れた時や悲しい時、癒やしを与えてくれるぷぷは、今ではいろんな方から愛される子になりました。

©デンソーアイリス
PROFILE
本川紗奈生 Sanae Motokawa
1992年生まれ。北海道出身。ポジションはフォワード。Wリーグベスト5に選出されること4回、11年目を迎えるベテランで、昨年移籍したアイリスでも攻守の要として存在感を放つ。


三菱電機コアラーズ 松川侑里香選手のコマくん&ハチくん

種類:共に柴犬
年齢:共に8歳

コマくん

私のことを励ましてくれる、大切な存在

 「コマ」(写真上)は狛犬のように家や家族を守って欲しいという意味を込めて、この名前をつけました。「ハチ」(写真下)は捨て犬だったのですが、何日も毎朝家の前で飼って欲しそうに座っていたんです。まるで忠犬ハチ公のようだったので、そのままハチになりました!
 コマは活発で走り回るのが好きなんですが、ハチは静かで人に寄り添うのが好きと、性格が真逆なんです。またコマは毛が綺麗で、ハチは笑ったり感情表現する所が可愛くて……。同じ柴犬なのに性格も見た目もまったく違うんですよね! 外で飼っているので、いつもお散歩をしたりボールで遊んだりしています。
 小さい頃、辛いことや悔しいことがあった時は涙をいつも舐めてくれました。きっと私のことを励ましてくれているんだろうな~と言葉は通じないですが、そんな気がしていました。

©Wリーグ
PROFILE
松川侑里香 Yurika Matsukawa
2002年生まれ。香川県出身。ポジションはシューティングガード。2021-22シーズンよりルーキーとしてコアラーズに加入。ジュニア時代より名を馳せた逸材の活躍に注目が集まる。


トヨタ紡織サンシャインラビッツ 﨑原成美選手のムーキーちゃん

種類:おそらく雑種
年齢:12~13歳くらい

ある日お父さんが連れてきた犬は、今では大切な家族

 私が小学5年生の時、お父さんが通っていた楽器の練習場の近くで2週間ぐらいうろついていたところを、拾って連れて帰ってきたのが「ムーキー」です。お父さんが皮むき器などの「ムキキ」という響きが好きだったので、そこから命名されました。
 彼女のチャームポイントはオッドアイ。片目だけ青色なんですよ。ムーキーは散歩中にほかの犬と出会うと威嚇したり、人にもあまりなつかない子です。でも、私にはとてもなついてくれて、寝る時もそばに来てよく一緒に寝ています。あと、人が食べているものが好きで、私が食事をしていたら欲しがって近づいてきます。特にささみが好きみたいですね。
 こんな彼女ですが、一緒にいると心が癒やされます。私にとってムーキーは家族であり、親友のような存在です。

PROFILE
﨑原成美 Narumi Sakihara
1998年生まれ。千葉県出身。ポジションはセンターフォワード。昨シーズンアーリーエントリーでWリーグーデビュー。大学時代に培ったキャプテンシーで、次代の中核を担うべき存在だ。


アイシンウィングス 髙原春季選手のアンちゃん

種類:雑種
年齢:15歳

我が家のアイドルは、小さなおばあちゃん

 名前は「アン」といいます。私が子どもの頃、ラガティ・アン&アンディという絵本に登場するキャラクターが好きだったことから、“アン”という名前になりました。私が7歳の時から我が家の一員となり、今では15歳の小さいおばあちゃんです!小学校の時からずっと一緒で、妹のような存在で大切な家族です。
 そんなアンの性格を一言で表すと、かなりの甘えん坊さん!朝洗面所で顔を洗っている時はすぐ後ろで待っているし、お風呂に入っている時もお風呂の前で私が出てくるのをずっと待っています。寝ている時は私の腕を枕にしてスヤスヤ眠るんですよ(笑)。可愛くて仕方ありません!寮生活をしているので今はなかなか会うことができませんが、帰った時は毎度、嫌がられるくらい抱きついています。
 ずっと髙原家のアイドルです。もっともっと長生きして欲しいと思っています!

©Wリーグ
PROFILE
髙原春季 Haruki Takahara
1999年生まれ。大阪府出身。ポジションはシューティングガード。ルーキーイヤーから活躍を見せる期待の選手。ケガで長期離脱を経験したが、5年目を迎える今シーズンは、新体制のもと活躍を誓う。




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