愛知県スポーツ局スポーツ振興課
JPEN
instagram facebook twitter youtube
menu
page top

勝利に向け、日々邁進中!
愛知のチームの練習風景を徹底レポート!
第1回 豊田自動織機シャトルズ愛知

 新リーグ「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」が2022年1月7日(金)に開幕する。DIVISION 3所属で、刈谷市を拠点とする豊田自動織機シャトルズ愛知の開幕戦は1月16日(日)。選手たちの練習も開幕に向け一層熱を帯びている。


90分間相手を圧倒する「グリズリー・ラグビー」で3年後には日本一を

 2024年シーズンはDIVISION1で優勝を—
 新リーグ開始前の振り分けで、まさかのDIVISION3からスタートすることになった豊田自動織機シャトルズ愛知。昨シーズンのジャパンラグビートップチャレンジリーグでは優勝していただけに、ショックを受けた選手も多かったが、今は気持ちを切り替えて、モチベーション高く練習に臨んでいる。

 今シーズンのシャトルズの目標は、DIVISION3で優勝してDIVISION2に昇格すること。目標はそれに止まらず、2023年の来シーズンはDIVISION2で優勝、2024年のシーズンにはDIVISION1で優勝し、日本一となることを虎視眈々と狙っている。
 3年後には名実ともに日本のトップクラブになるというサクセスストーリーを実現させるため、徳野洋一監督が掲げているのが「グリズリー・ラグビー」だ。
 グリズリーとは北米にすむヒグマのこと。無尽蔵なスタミナ、獣のような激しさ、稲妻のようなスピードで、90分間相手を圧倒し続けるラグビーを目指している。
 「グリズリー・ラグビー」を体現するために求められるのは、フィジカルの強さだ。試合を想定したアタック&ディフェンスの練習では、本番並みの激しいボディコンタクトで、体と体をぶつけ合うバチーンという音が練習フィールドに響き渡るほど。また、タックルを受けながらも前へ進む練習など、随所に「グリズリー・ラグビー」を意識した練習も見られた。
 所属する選手は約50人。移籍加入選手や若い選手も多く、激しいレギュラー争いが繰り広げられている。全体練習が終わった後も、個人練習をしたり、ジムでトレーニングに励んだりと、選手個々がレベルアップを図る姿が見られるのも、「試合に出たい」という思いの表れだと言える。

 そんな豊田自動織機シャトルズ愛知の注目選手は新加入の2人。元日本代表の畠山健介選手と、昨年の大学選手権でキャプテンとして天理大学を初優勝に導いた松岡大和選手だ。
 畠山選手は2015年のラグビーワールドカップで世紀の番狂わせと言われた南アフリカ戦に先発出場したレジェンドで、若い選手にアドバイスを送るなど、豊富な経験をチームにフィードバックしている姿が多く見られる。
 熱血キャラで人気者になった松岡選手は、シャトルズでも元気いっぱい。練習では率先して大きな声を出してチームを鼓舞するなど、熱いハートを選手たちに見せている。
 明るく活気のある練習の様子は、チームの躍進を予感させてくれるようだ。人もボールもよく動く、パワフルでスピーディな「グリズリー・ラグビー」を見に、スタジアムへ足を運んで見てみたいものだ。


地域交流活動を強化し、子どもたちにラグビーの楽しさを発信

 リーグワンが掲げるミッションのひとつが「地元の結束、一体感の醸成」。所属する24チームが、それぞれのホストエリアで地域貢献活動を実践。ラグビー文化の醸成に力を入れている。
 もちろん豊田自動織機シャトルズ愛知も、ファンとの交流イベントを積極的に展開している。刈谷市で行われたスポーツイベントでは、グラウンドの一角を借りて子どもたちを対象にタグラグビー体験やトライ体験などを実施。選手たちも駆けつけ、子どもたちと爽やかに汗を流した。また、選手が小学校の児童たちにラグビーの楽しさを伝える学校訪問も開催。一緒に鬼ごっこをするなど遊びを通じて選手と交流を行っている。
 アスリートとの交流に児童たちは大喜び。「試合を応援に行く」と、選手と約束をする児童もいたという。一方の選手たちは、イベント前と後にそれぞれミーティングを開催。どうやったら子どもたちに楽しんでもらえるのか、真剣に議論を重ねている。豊田自動織機シャトルズ愛知では、こうした地域との交流イベントを随時開催する予定。一人でも多くの人にラグビーの素晴らしさを伝えていく。

PROFILE
豊田自動織機シャトルズ愛知…1984年に豊田自動織機ラグビー部として創部し、愛知県をホストエリアとして活動している。2021年のジャパンラグビートップチャレンジリーグでは優勝。
https://aichi-sports.jp/team04-2.html

aispo!マガジン最新号

2022 / SUMMER vol.33

PickUp記事