愛知県振興部スポーツ振興課
JPEN
instagram facebook twitter youtube
menu
page top

全日本大学女子駅伝7連覇を目指す強豪・名城大学女子駅伝部 連覇のカギを握る増渕祐香主将と米澤奈々香選手にインタビュー!

強さの秘訣はオンとオフのメリハリにあり!?

 全日本大学女子駅伝6連覇、富士山女子駅伝5連覇という快挙を果たし、さらなる飛躍を目指している名城大学女子駅伝部。主将としてチームをまとめる増渕祐香選手と、国際大会に日本代表として出場した米澤奈々香選手は連覇の鍵を握るランナーだ。
 2022年の全日本大学女子駅伝ではアンカーを務め、栄光のゴールテープを切った4年生の増渕選手。個人としても自身の持つ区間記録を更新し、自信を得られたと話す。
 2年生の米澤選手は、今年2月にオーストラリアで開催された「世界クロスカントリー選手権大会」に出場。日の丸を背負って出場した今回の大会が、とても良い刺激になったようで、「この経験を駅伝にも繋げたい」と語ってくれた。
 「名城大学女子駅伝部の強さの秘訣」を聞いてみると、「メリハリがあるところ」と口を揃えた増渕選手と米澤選手。練習中はとてもシビアである一方、トレーニング後のダウンや寮で過ごしている時はとても和やかだという。増渕選手は「今年は1~3年生が多いチーム構成なのですが、部員全員が意見を言い合えるような環境を作りたい」と、主将として雰囲気作りも大切にしている様子。チームの絆の深さも、名城大学女子駅伝部の強さの秘訣のようだ。

ハードなトレーニングを乗り切るリラックス方法とは?

 日々、ハードなトレーニングに励んでいる両選手に、リラックス方法についても聞いてみた。東京都出身の増渕選手は、名古屋・大須に出掛けるのがお気に入りのよう。「コロナ禍で制限もあり、なかなか外出ができなかったのですが、大須で友人と食べ歩きやショッピングをすることが楽しみです。あと、私はYouTubeを見ることが好きで、寮でのんびり休日を過ごすことも多いです。よく見るYouTubeチャンネルは美容系ですね」と話してくれた。

 静岡県出身の米澤選手は「最近は他の部員と一緒に出掛けることが多くなりました。栄でショッピングをしたり、おいしいものを食べに行ったり。日曜日がオフになることが多いのですが、その日はしっかりと楽しんで、『月曜日から1週間がんばるぞ!』っていうサイクルにしています」と話す。愛知県外出身の両選手は名古屋の街を満喫し、それぞれお気に入りの場所を見つけているよう。さらに米澤選手は、「大学に入学してから、岩盤浴に行くことが多くなりました。初めて体験した時にすごくリラックスができて、その感動が忘れられない!」と、もう一つお気に入りの場所を教えてくれた。

応援してくれる陸上ファンや地元の皆さんにメッセージ

 「名城大学に入学する前からですが、応援してくださる方々の声援が本当に力になっています。レースでしっかりと結果を残せるように頑張っているので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と、日々支えてくれる人々に対する感謝の想いを伝えてくれた米澤選手。

 増渕選手も「たくさんの応援のおかげで、私たちは陸上競技に楽しく向き合うことができています。今年は全日本大学女子駅伝で7連覇、富士山女子駅伝で6連覇という目標を達成し、走りで恩返しをできるように頑張っていきたいと思います」と力強く語ってくれた。

 今後も名城大学女子駅伝部の活躍から目が離せない!

PROFILE
ますぶち ゆうか。2001年生まれ。東京都出身。選手層が厚い名城大学女子駅伝部において、1年時から活躍。2022年の全日本大学女子駅伝では自身の持つ区間記録を塗り替える快走を見せ、連覇に大きく貢献した。2023年には主将に就任し、チームを牽引している。

PROFILE
よねざわ ななか。2004年生まれ。静岡県出身。2022年の全日本大学女子駅伝では、1年生ながら1区を走り区間賞を獲得。2023年6月に静岡で開催された「第20回U20アジア陸上競技選手権大会」の女子5,000mでは優勝を果たした。これからの名城大学女子駅伝部を担う存在だ。



aispo!マガジン最新号

2024 / vol.43

PickUp記事