愛知県スポーツ局スポーツ振興課
JPEN
instagram facebook twitter youtube
menu
page top
Pick Up記事カテゴリー
2023/06/27 aispo!応援団

May’nの
NO DRAGONS NO LIFE

ドラゴンズの応援ソング『蒼の鼓動』
を歌う実力派シンガーのMay’nさんが
溢れるドラゴンズ愛を語り尽くす

立浪監督の初勝利を現地で見届ける

 私が本当の意味でのドラゴンズファンになったのは、忘れもしない2022年3月27日です。ドラゴンズファンにとって忘れられないメモリアルな日ではないでしょうか。そう、立浪和義監督が、就任後に初勝利を飾った記念すべき日です。この試合は私が初めて球場で野球を観戦した日でもありました。
 読売ジャイアンツに2連敗していたドラゴンズは、この日もいきなり初回に4点を取られてしまう苦しい展開に。5回に1点を返しましたが、7回に1点を奪われ、4点差のまま8回を迎えました。野球観戦初心者である私には「逆転するのは難しいのかな…」という思いも頭をよぎりましたが、8回に鵜飼航丞選手の二塁打などで2点差に迫ると、9回にも追加点をあげ、なんと同点に!延長10回には溝脇隼人選手の勝ち越し打が飛び出し、見事逆転勝利を収めました。
 「なんて野球は楽しいんだ!」。この劇的な勝利を見届けた後、私の心はすっかりドラゴンズに奪われていました。そして更に印象に残っているのが溝脇選手のヒーローインタビュー。言葉を詰まらせながら「チーム一丸となって最後まで諦めず戦う姿勢が出せた」「苦しい時もあったが、毎日練習してきてよかった」「必死に食らいついていった結果がタイムリーに繋がった」などと話す姿に、プレイだけでなく人間性にも触れられた気がして、ドラゴンズというチームの虜になりました。

 私は名古屋生まれの名古屋育ち。実家はバンテリンドーム ナゴヤから比較的近い場所にあり、子どもの頃からドラゴンズに親しみを持っていたものの、当時はまだ、ドラゴンズの魅力に気づけていませんでした。しかし、実際に球場に行き、生で試合を観戦したとき、選手の皆様の懸命なプレイに心揺さぶられ、「なぜ今までドラゴンズの試合をしっかり見てこなかったのだろう。これからは絶対に見逃せない」と思いました。今では、ファーム(2軍)の試合もチェックするほどの熱狂的なドラゴンズファンになりました。

ドラゴンズのおかげで人生が豊かに

 そもそもなぜ、昨年の3月27日に東京ドームの試合を観に行ったかというと、テレビ愛知さんから野球中継(『10チャンベースボール』)のテーマソング『蒼の鼓動』のオファーを頂いたことが大きなきっかけ。「テーマソングを歌わせていただく上で、ドラゴンズのことをもっと深く知っておきたい」と思ったのです。
 その日以降、私の生活は一変しました。昨年は球場で21試合を観戦し、現地に行くことができない日の試合はもちろん、ドラゴンズに関する、ありとあらゆる情報をチェックするようになりました。
 また、幸せなことに今季のオープニングシリーズの3日目である4月6日には、バンテリンドーム ナゴヤで試合前のグラウンドにてミニライブを行うことができ、『蒼の鼓動』を歌わせていただきました。『蒼の鼓動』は、歌詞に歴代のチームスローガンが散りばめられていて、ドラゴンズの歴史を想いながら聴いてほしい曲です。ミニライブでは、チームの皆様のがむしゃらな想いを音楽でも届けられたら嬉しいと思いながら歌いました。とても緊張しましたが、会場に集まった大勢のドラゴンズファンの皆さんの前で歌うことができて、アーティストとしても、ファンとしても、とても幸せな時間でした。

 そして、交流の輪も広がりました。スピードワゴンの井戸田潤さんとも一緒に観戦させていただいたり、スタッフの方にもドラゴンズファンの方を見つけると、今まで以上に仲良くお話しさせていただけるようになりました。ドラゴンズのおかげで私の人生が豊かになったと言っても過言ではありません。まさに「NO DRAGONS NO LIFE」。ドラゴンズのない人生なんて、考えられません!

PROFILE
May’n
メイン/1989年10月生まれ。愛知県名古屋市出身。ポップ、ロック、R&Bと幅広く歌いこなす実力派シンガー。これまでアニメ、映画、ゲームの主題歌を担当し、数多くの作品がヒットチャート入りを果たしている。2022年から『蒼の鼓動』がテレビ愛知『10チャンベースボール』のテーマソングとなっている。

Twitter @mayn_tw
Instagram @mayn1021


シェア:
twitter
facebook

aispo!マガジン最新号

2024 / 10周年特別号

PickUp記事