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“IGアリーナ元年”の挑戦!中東泰斗×今村佳太 名古屋ダイヤモンドドルフィンズWキャプテン対談

こんにちは!スポーツ大好きあいスポくんッス!ボクが愛知の人気アスリートに突撃取材する連載コーナーです!今回はバスケットボールBリーグ 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの中東泰斗(なかひがしたいと)選手と今村佳太(いまむらけいた)選手にインタビューしたッス!いよいよBリーグ2025-26シーズンが開幕!

今シーズンからホームアリーナを名古屋市北区の「IGアリーナ」に移してリーグ戦に臨む名古屋ダイヤモンドドルフィンズだけど、選手のモチベーションは上がっているかな?たくさん話してもらったよ!

【IGアリーナについてはこちら】

B1リーグの2025-26シーズンの開幕がいよいよ10月に迫っているッス!チームの雰囲気はどうかな?


「IGアリーナ」にホームアリーナが移り新しい環境でプレーできることもあり、一人ひとりの選手が意識高く練習に臨めているよ。今シーズンはすごく楽しみなシーズンになるんじゃないかな?


昨シーズンはスタートで出遅れてしまったので、今シーズンはスタートダッシュを決めたいね。今シーズンから僕たちふたりがWキャプテンに就任したので序盤からチームの団結力を高めて、引っ張っていきたい。「IGアリーナ元年」にチャンピオンシップを名古屋で開催できるように、そしてチャンピオンに輝けるように頑張るよ。


頼もしいっす!「団結力を高めたい」とのことだけど、オフはチームメイトと過ごすことも多いのかな?


IGアリーナの視察も兼ねて大相撲名古屋場所を観戦させてもらった時も、帰りに一緒にご飯を食べに行ったりしたね。


うん。サウナに行って食事というパターンが多い。特にみんな焼肉が好きかも。


今村選手は昨シーズンから名古屋ダイヤモンドドルフィンズに加入したばかりだけれどチームの中心にいて、今シーズンからはチームをまとめるキャプテンだからすごいね!


僕は自分から誘う方ではないんだけど、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選手はいろいろ誘ってくれるからとてもありがたい。


練習の休憩中に談笑する2人

移籍前と移籍後で名古屋ダイヤモンドドルフィンズの印象は変わったかな?


琉球ゴールデンキングスでプレーしていて、対戦相手だったころは「嫌なチーム」という印象だったな(笑)色々なことを「チェンジング(戦術の変更)」していきながらゲームを進めていくので、スカウティング(分析)がしづらいというか。「何をやってくるかわからない」という不気味さはあったね。そのイメージは加入した後も変わらないよ。


つい最近のシーズンまでライバルとして戦ってきた今村選手だけど、中東選手の目にはどう映っていたかな?


めんどくさい選手(笑)


(笑)


大事なところで絶対にシュートを決めてくるから、本当に手強かった!琉球相手に残り時間わずかで大量リードしていたのに、ここぞという時に(今村選手に)同点シュートを決められたこともある。敵にするとやっかいな選手。でも、味方にするとすごい頼りになる!そして「バスケ馬鹿」なんですよ。


確かに他の選手と比べて練習量は多いかも。


ここまで練習するタイプの選手だとは思わなかった。


今村選手から見た中東選手の印象は?


対戦相手だった時代から「身体能力が飛び抜けてる選手だな」と思って見ていたよ。ドライブだけじゃなくて、なんでもこなせるタイプ。それと「あまり怪我をしない」点もすごいと感じています。「常に試合に出られる」というのは、選手としてひとつの大きな才能じゃないかな。僕もあんまり怪我が多い方ではないけれど、昨シーズンは怪我に泣かされているから余計に尊敬しちゃうね。


すべての選手が怪我なくシーズンを完走できることを願っているッス!中東選手は「三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋」時代から名古屋一筋で活躍し続ける唯一のプレーヤーだけど、改めてこのチームをどのように見てる?


どの時代もいい意味で「家族のようなチーム」で、とてもいい雰囲気が流れているよ。一方で「勝ち」に対する意識がちょっと薄いと感じることもあるので、キャプテンとして雰囲気を上手に引き締めていきたい。


ショーン・デニスヘッドコーチが今シーズンも5期目の指揮を取ることになったけど、改めてどんな人物かな?


話せばしっかりと受け止めてくれるし、自分たちのバスケットを自由にさせてくれるコーチ。選手たちが主体でチームを作っていけるのが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの強みでもあると思う。


現在の名古屋ダイヤモンドドルフィンズの基盤を築かれた方なので、そういった面ではすごくリスペクトしているよ。選手個人個人の状況判断に託してくれる部分が大きくて、それは難しさでもあり、やりがいでもある。でも、コートを離れてしまえば「ただのいいおじちゃん」(笑)。しっかりと自分たちの意見も聞いてくれるし、フラットな関係を築けているよ。


ショーン・デニスヘッドコーチ(写真左)

今村選手は愛知での生活がだんだん長くなってきたと思うけれど、気に入っているスポットはある?


子どもが車好きなので、長久手市の「トヨタ博物館」に行ってきました!実車がたくさん展示されていて、とても楽しめたよ。子どもも大喜びで、展示されている車を見ては「ほしい!」って叫んでた(笑)。「なんでも手に入る」と思っているみたい。


画像提供:トヨタ博物館

大物になりそうッスね!最後にドルファミ(ドルフィンズファミリー)に向けて一言!


新しいアリーナを僕たちと一緒に目一杯楽しんで頂きたいなと思います。会場が大きくなってもドルファミの声は選手たちにきっと届くと思いますので、変わらぬご声援をお願いします。


チームとして変革を求めているときに、新しいアリーナに移転できるのはチャンス。今までドルファミの皆さんが築き上げてくれた伝統や文化を継承しながら、新しいドルフィンズを築いていきたいです。


今回の感想

IGアリーナへの移転を僕たちファンと同じように、選手も楽しみにしていることが伝わってきたッス!そしてこの移転を再浮上のきっかけにしたいという、中東泰斗選手と今村佳太選手の強い気持ちもひしひしと感じたよ。この両選手がWキャプテンとしてチームを引っ張る2025-26シーズン。名古屋ダイヤモンドドルフィンズの躍進に期待ッス!


【張本天傑選手の母校訪問の記事はこちら】

写真は2024-25シーズンのものです。©NAGOYAD

PROFILE
中東泰斗
なかひがし たいと。1992年6月生まれ、奈良県出身。明治大学出身のSG(シューティングガード)で、3年時にはユニバーシアード日本代表に選出。身長191cm・体重84kg。2014年に三菱電機に入社後、一貫して名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属し続ける唯一の選手で、若手からの信頼も厚い。昨シーズンに続き2025-26シーズンもキャプテンとしてチームを牽引する 。

写真は2024-25シーズンのものです。©NAGOYAD

PROFILE
今村佳太
いまむら けいた。1996年1月生まれ。新潟県出身。新潟経営大学出身のSG(シューティングガード)/SF(スモールフォワード)。身長191cm・体重92kg。新潟アルビレックスBB、琉球ゴールデンキングスで活躍。2023年はFINALSにも出場し、琉球の年間優勝に大きく貢献した。2024年に琉球から名古屋ダイヤモンドドルフィンズへ移籍。2025-26シーズンからはキャプテンに就任し、中東選手とともにチームを牽引する。



名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1950年に創部された「三菱電機名古屋バスケットボール部」を母体とする、歴史あるバスケットボールクラブ。現在はB.LEAGUEのB1・西地区に属している。2023-24シーズンにB1西地区優勝を達成するなど、輝かしい実績を誇る。2025-26シーズンは就任5年目のショーン・デニスヘッドコーチが指揮を取る。


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