愛知県振興部スポーツ振興課
JPEN
instagram facebook twitter youtube
menu
page top

中京大学 豊田キャンパスでの生活に密着。
スケート部の荒木菜那選手&山下真瑚選手へインタビュー

 
 注目のスケーターが多く集まる強豪、中京大学スケート部。2023-24シーズンに向けて練習にも熱が入る主将の荒木菜那選手(写真右)と副将の山下真瑚選手(写真左)にインタビュー。大学生活や、忙しい合間の貴重なプライベート時間について話してもらった。

―お2人はいつから練習仲間なのですか?

荒木「子どもの頃に所属していたグランプリ東海クラブ時代から一緒だから…」
山下「もう14年?!」
荒木「そうだね!長い!(笑)」
 

 
―お2人が中京大学に入ったきっかけを教えてください。

荒木「大学に充実したリンクがあって練習環境がよいところに惹かれました。高校も中京大学附属中京高校だったので、高校時代にも練習に来ていたため、なじみもありました」
山下「菜那と同じ理由もありますが、先輩方がたくさんいるというところも安心でした」
荒木「愛知県で、スケートを頑張っていこうと思う人ならこの環境を選ぶと思います」

―荒木選手は今年4年生ですね。卒論のテーマを教えてください。

荒木「私たちの代は必修ではないので、卒論はありません。3年までに卒業に必要な単位は取得したので、今年度はほぼ練習のみの毎日です」

―コロナ禍でいろいろと大変でしたか?

荒木「そうですね、ほとんどオンライン授業でしたが、1年次で履修したバレーボールの授業は楽しかったです。唯一の対面授業で新しい友だちもできてよかったですね」

―山下選手の好きな授業は?

山下「栄養学です。もともと栄養に興味があって、自分に足りない栄養は何かを調べたり、授業自体もとても楽しいです。一番驚いたのは、スナック菓子をやめたら1ヶ月で2kg痩せる、という話を聞いたとき。スナック菓子は太るんだなあとあらためて実感しました」
荒木「へえ!そうなんだ。気をつけよう(笑)」

―栄養学のお話が出ましたが、アスリートとして食事で気をつけていることは?

山下「たんぱく質は積極的に摂るようにしています。また体重を気にしすぎて炭水化物を抜くと、反対に動けなかったりするので、栄養管理は気をつけていますね」
荒木「私もささみと卵でたんぱく質を摂るように心がけています」

ースケート部の練習と学業との両立はどうしていますか?

荒木「みんなそれぞれ授業の空き時間に勉強したり、自宅に戻ってから勉強に集中している人もいます。私は自宅に帰ってから夜に勉強する派。私だけではなく、スケートを頑張っている人たちはみんな中学や高校でも学業と練習を両立させてきたので、それぞれ自分に合った勉強法を持っていると思います」
山下「2年生まではオンライン授業が多く、その合間に練習をしていました。今年からは対面授業が増えたので、去年以上に時間の管理をしっかりしていかなくてはならないと思っています」
 

 
―お互いについて、部活動の中ではどのような存在ですか?

荒木「ほぼ上下関係はないよね?(笑)」
山下「うん、そうだね(笑)」
荒木「妹みたい?と聞かれるとそうではないけれど、とにかく仲良しです!」

―お互いを動物に例えると?

荒木「真瑚はすぐにくっついてくるから、コアラかな(笑)」
山下「菜那はネコ!目がクルンとしてネコみたいだから」
 

 
―スケーターとしてのお互いの一番の武器はなんですか?

荒木「真瑚は表現力がすばらしい。音の取り方や、手をどう動かしたらよいかを常に考えて滑っています。『ここはこうしたほうがいい』『この曲の裏にはこういうリズムが隠されている』とか話しながら練習する姿を見て、すごいなと思います」
山下「菜那は例えば足が痛くても、自分がやらなくてはならない練習を必ずやってから家に帰る。そこは見習いたいところです」

―想い出深いエピソードはありますか?

山下「ダブルアクセルを練習していた頃、菜那が『心臓がバーンとなったことをイメージして、腕と胸をキュッと締めたらいい』とアドバイスをしてくれたこと(笑)。的確なアドバイスで、結局私のほうが先に飛べるようになりました」

―フィギュアスケート以外にハマっていることは?

荒木「韓国アイドルが好きで、韓国ドラマやブログ、動画を見ることにハマっています。その影響で韓国語にも興味を持ち、大学で韓国語も履修しました。今も勉強中で、ゆくゆくは韓国にも行ってみたいと思っています」
山下「私も韓国アイドルは好きだけど、クラシックギターにハマっていて少しずつ弾けるようになってきました。RADWIMPSの曲が好きでよく弾いています。あとは聞いた時に、これなら簡単に弾けそうという曲にチャレンジしています」
 

 
―学生生活でこれだけはしておきたい!ということは?

荒木「学割をたくさん使っておくこと!(笑)」
山下「菜那といっぱい遊びたい!(笑)」
荒木「プリクラを撮りに行ったり旅行に行ったりしたいよね」
山下「韓国にも行きたいけど、とりあえず国内旅行をしたいなあ」

―荒木選手は今年度をもって大学を卒業されますが、卒業後の予定は決まっていますか?

荒木「スケートは今シーズンで区切りをつけるので、就職活動をしています。事務系の仕事で希望の進路に就職できたらいいなあと考えて頑張っています」

―最後に、憧れの人はいますか?

荒木「私は性格的に自分のことを好きといえるタイプではないのですが、韓国アイドル『LE SSERAFIM(ル セラフィム)』のキム・チェウォンを見て、自分をもっと好きになろうと考えられるようになりました。キム・チェウォンのように、かっこよくてかわいい女性になりたいと思います。」
山下「私も韓国アイドル『TWICE』のチェヨンのように、かわいくてかっこいい人になっていきたいと思っています」
 

PROFILE
荒木菜那
中京大学 スポーツ科学部競技スポーツ科学科4年
2002年3月5日生まれ 愛知県東浦町出身

PROFILE
山下真瑚
中京大学 スポーツ科学部競技スポーツ科学科3年
2002年12月31日生まれ 愛知県名古屋市出身

荒木菜那選手&山下真瑚選手インタビュー アスリート編はコチラ!
中京大学スケート部の荒木菜那選手&山下真瑚選手へ直撃。
トレーニング方法や今シーズンへの意気込み。
山下真瑚選手への昨年のインタビューの様子はコチラ!
短期連載 第2回
中京大学・中京大中京高校所属 フィギュアスケーターたちの素顔
(山下真瑚選手・和田龍京選手)


aispo!マガジン最新号

2024 / vol.43

PickUp記事