愛知県スポーツ局スポーツ振興課
JPEN
instagram facebook twitter youtube
menu
page top

BLOG

梅本まどかのWatching Sports
アジア競技大会・アジアパラ競技大会
2025/11/14

いよいよ1年を切った「愛知・名古屋2026」!梅本まどかが伝える、第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会の魅力!

タレント活動を中心に、RALLY三河湾などモータースポーツにも参戦している元SKE48の梅本まどかです。

「aispo!」の公式PRレポーターとして、愛知のスポーツの魅力をお届けしています!

10月26日(日)、岡崎中央総合公園総合体育館で開催された「愛知・名古屋2026 1年前イベント in 岡崎」に行ってきました。体育館の中は大勢の方々の笑顔と熱気に包まれていて、スポーツのエネルギーを全身で感じる一日になりました。

実は私、アジア競技大会の名前は聞いたことがあっても、どんな大会なのか、どんな想いが込められているのかは正直よく分かっていなかったんです・・。でも、ブースを巡るうちに「すごい!」「待ち遠しい!」と感じる瞬間がたくさんありました。

しっかり学んできたので、皆さんにリポートします!

そもそもアジア競技大会ってどんな大会なの?

アジア競技大会は、オリンピックに匹敵する規模で行われる、4年に1度のアジア最大のスポーツの祭典。アジア45の国と地域が参加し、2026年の「愛知・名古屋2026」は第20回目。日本では東京(1958年)、広島(1994年)に続く3回目の開催となり、なんと32年ぶりなんだそうです!約1万5千人の選手が、愛知県と名古屋市を中心に、53会場で41競技に挑みます。

同時開催される「アジアパラ競技大会」は、日本初の開催。約3,600~4,000人のパラアスリートが参加し、19会場で18競技が行われます。

この大会は、第二次世界大戦後の1951年、インド・ニューデリーで初めて開かれました。戦禍で離れてしまったアジアの国々が、スポーツを通じて再び絆を取り戻そうという願いから生まれた大会なんです。

陸上や水泳などのオリンピック競技に加え、カバディやセパタクローなど、アジアならではの競技が行われるのが特徴

カバディ:鬼ごっことドッジボールを組み合わせたようなスポーツ
セパタクロー:バレーボールとサッカーを組み合わせたようなスポーツ

そんな壮大な大会を、愛知で迎えるまであと1年。この岡崎中央総合公園も、野球・バレーボール・アーチェリー・座位バレーボールの会場です。

会場に入ると、体育館いっぱいに広がるスポーツ体験ブース!アーチェリー、バスケットボール、カヌー、体操、空手、卓球、バレーボール、ボッチャ、座位バレーボール――なんと9種目。まさにスポーツのテーマパークです!

アスリートや指導員の方々が丁寧にレクチャーしてくださって、子どもたちの笑い声が響いていました。私もいくつか体験してみることに。

会場内フォトブースにて

競技体験で改めて感じた、アスリートの凄さ!

まずは、実際にこの岡崎中央総合公園総合体育館で行われる、座位バレーボールにチャレンジ。上半身だけでサーブを打ち、3×3のビンゴの的を狙う体験です。下半身を使えない状態で、腕の力だけで打つのは想像以上にエネルギーを使います。パラアスリートの方々の身体能力の高さに改めて驚かされました。こうして体験してみると、パラ競技大会がどれだけ挑戦と努力のにじむ舞台なのか、身に染みて感じました。

座位バレーボール

続いて、バレーボールのフォトスポットへ。選手がジャンプする高さを体験できます。世界最高到達点はなんと3m84cm、日本最高到達点は3m61cmなんだそうです! 実際のネットの高さまで上がってみると、「こんなに高いの!?」とびっくり。間近で見上げると、あのスパイクの迫力がどれだけすごいのか、改めて実感。開催会場は、岡崎中央総合公園総合体育館と小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧)です!

ブロックしますよ!

アーチェリーの体験ブースにも寄りました~!こちらは岡崎中央総合公園の多目的広場で開催されます。実際の競技では70メートル先の的を狙いますが、体験では「アローベル」という吸盤型の矢を使って、約5メートル先を狙うスタイル。これなら私にもできそう! 

放った矢はなんと全部的に命中!弓を実際に持ってみると、想像よりもしっかり重くて、改めて本物の競技にぐっと親近感がわきました。

全部命中しました~!

名古屋市総合体育館(レインボーホール)で開催される新体操の体験も。短いリボンをくるくる回すと楽しくて夢中に!でもボールやクラブを扱うのは難しくて、そばにいた「ぴかり新体操クラブ岡崎校」の子どもたちに教えてもらいました(笑)。華やかに見える競技の裏では、体幹や柔軟性など地道な努力が積み重なっているんですね。

新体操体験

先輩・須田亜香里さんのトークショーも!

ステージでは、SKE48時代の1期先輩・須田亜香里さんのトークショーが行われました!亜香里さんの登場で、会場の空気が一気に明るくなりました。柔軟性は抜群なのに、実は道具を使うスポーツはちょっぴり苦手な先輩(笑)。ボッチャの体験ではボールの力加減に苦戦していましたが、最後まであきらめずに挑戦する姿に元気をもらえます。アーチェリーでは会場の声援を受けて矢を放ち、見事センターに命中!その瞬間、拍手と歓声が広がりました。さすが先輩!

須田亜香里さんのアーチェリー体験!
久しぶりにお会いできてハッピーでした!

クイズで学ぼう!アジア競技大会

会場を回るうちに見つけたのが「アジア競技大会クイズチャレンジ」。大会の歴史や過去の大会にまつわる問題に挑戦!

クイズの内容は「前回の杭州アジア競技大会で日本が獲得したメダルの総獲得数は?A.188個B.43個C.92個」、「岡崎市で開催される第20回アジア競技大会の競技は?A.バレーボールB.ボクシングC.射撃」など・・。おお・・難しい!!皆さん、わかりますか?

そんなに考えている時間はありません(笑)悩んで答えていき・・、結果はなんと全問正解!難しかったけれど、各ブースを回って説明を読んでいたおかげでしっかり覚えていました!クイズも学びながら楽しめる内容で、大人も夢中になれるコーナーでした。

全問正解うれし~!

第20回アジア競技大会マスコット「ホノホン」

クイズ後ルンルンで歩いていると、大会マスコットの「ホノホン」が登場!目の周りの赤い模様は、歌舞伎の隈取をイメージしているそうです。ホノホンは、アスリートたちの心に宿る熱い想いが「炎」となり、愛知・名古屋の守り神であるシャチホコとひとつになって誕生したキャラクター。その勇ましい姿に、私もすっかりホノホン推しになってしまいました。

ちなみに、第5回アジアパラ競技大会マスコットの「ウズミン」は、モノづくり王国・愛知を支える「水」がシャチホコとひとつになって誕生したそうです。炎と水、対になる存在って素敵ですよね。

会場では、ホノホンとウズミンが子どもたちとハイタッチをしたり、記念撮影に応じたりと大人気!その様子を見ているだけで、自然と笑顔になりました。体育館の中がやさしい空気に包まれていて、「スポーツを通じて人と人がつながる」ってこういうことなんだなあと感じました。

第20回アジア競技大会マスコット「ホノホン」(写真左)と記念撮影しました!
「ホノホン」グッズ

来年の「愛知・名古屋2026」への期待!

一日を通して、アジア競技大会が「競技のすごさ」だけでなく、「人を結び、平和を願う大会」だということを実感しました。70年以上前に始まった想いが、こうして愛知の地で受け継がれていく――そのことを思うと、胸が熱くなります。アスリートたちの挑戦を通して、国や文化の違いを越えて友情と多様性を育む。その理念が今も生き続けている大会なんだと感じました!

「aispo!」でも、いろんな競技に関わってきましたが、どのスポーツも、テレビで観るのと実際に現地で観戦するのとではまったく違うんです。会場に入った瞬間の熱気や観客の一体感、選手の息づかい。応援する想いが選手に届くような気がして、自分まで体が前のめりになっていっちゃう。試合が終わって席を立つころには、なんだか体が軽くなっている。あの爽快感が大好きです。

来年の「愛知・名古屋2026」では、これまでテレビでしか観たことのない競技を生で観てみたい!私が今、気になっているのはフェンシング。会場でしか味わえない緊張感と歓声を、この愛知の地で体験できるのが本当に楽しみ!

来年の開催に向けて、愛知・名古屋2026大会の「応援ID」登録がスタートしたそうです!大会の最新情報やボランティア募集などが届く仕組みで、登録はとっても簡単。私も早速登録してみました!これからどんな競技や選手の情報が発表されていくのか、今からワクワクしています!

【愛知・名古屋2026大会「応援ID」についてはこちら】


シェア:
twitter
facebook
バックナンバー

バックナンバー