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ブレイキン
2025/12/19国内トップB-BOY&B-GIRLの技に圧倒!「JDSFブレイキンジャパンオープン2025」観戦レポート

「aispo!」の公式PRレポーターとして愛知のスポーツの魅力をお届けしている、元SKE48の梅本まどかです。現在はタレント活動を中心に、フォーラムエイト・ラリージャパンやRALLY三河湾など、モータースポーツにも参戦しています!
今回は常滑市にあるAichi Sky Expoで11月29日(土)に行われた「JDSFブレイキンジャパンオープン2025」にやってきました。パリオリンピックで初めて正式種目となり、注目を集めるブレイキン。この大会は、日本のトッププレイヤーが世界へ羽ばたくための重要な登竜門。会場では、国内トップクラスのダンサーたちによる、迫力満点のバトルが繰り広げられました!
今回はジュニア部門、オープン部門合わせて103人のダンサーがエントリー。パリオリンピックに出場した半井重幸選手(Shigekix)や、姉でこちらも日本を代表するB-Girlである半井彩弥選手(AYANE)、数々の国際大会で輝かしい成績を残している注目の若手、大能寛飛選手(HIRO10)も登場するとあって、今からワクワクしています!

この日のAichi Sky Expoはブレイキンジャパンオープン以外にもさまざまなイベントが行われ、施設内は多くの人で賑わっていました。エントランスには大きなクリスマスツリーもあってとっても華やか。私も記念撮影を楽しみました♪


ブレイキンは、1970年代にアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクス地区で発祥したストリートダンス。音楽との一体感や自由な表現が若い人たちの間で人気となって、世界へと広がったそう。そのかっこ良さに魅せられて、競技人口もどんどん増えているようです!
昨年のパリオリンピックで旗手を務めたShigekix選手のパフォーマンスは、まだ記憶に新しいですよね!競技は基本1対1のバトル形式で行われ、各ダンサーが交互にムーブを披露していき、技術性(テクニック)、多様性(ボキャブラリー)、完成度、独創性、音楽性の5つの基準で採点されます。
ブレイキンは来年開催されるアジア競技大会の種目にもなっていて、今回の大会はアジア競技大会へ出場するためのポイント付与対象大会となっています。
また、上位入賞者は「第7回全日本ブレイキン選手権」の出場権も得られるとのことで、選手の皆さんはみんな熱が入っている模様。会場の片隅で本番に向けて最終調整をする選手の姿も多く見られます!

会場にはブレイキン体験スペースも設けられていて、来場した子どもたちが体験会に参加しました。講師を担当したのはIOC(国際オリンピック委員会)公認組織「JDSFブレイクダンス部」の長野県部長を務めるCHOPPA→さん。わかりやすく楽しい指導に、参加者も大盛り上がり!
参加した、常滑市立鬼崎中学校の1年生に突撃インタビューをしたところ「ブレイキンは初めてで難しかったけれど、楽しかった」と笑顔で話してくれました。

ブレイキン体験を楽しんでいる間も、B-BOY、B-GIRL達の熱い戦いは着々と進んでいきます。ステージに戻ると、バトル経験が少ない選手たちが出場するカテゴリー、「ストリートスターターズ」の決勝戦が行われていました。
どの選手も音楽に合わせて自由に、リズミカルにムーブを披露、決めポーズもバッチリでとても経験が少ないとは思えません!優勝したのは、なんと小学校1年生のE.T monkey選手。堂々としたダンスとは裏腹に「初めて優勝できて嬉しかったです!」という愛らしい表情とコメントに、会場も拍手喝采でした!

さあ、いよいよジュニアとオープン部門の決勝戦です!
音楽にのって、各選手がそれぞれにダイナミックで個性豊かなムーブを披露。キレッキレのフットワークやパワームーブ(体全体を使って床や空中でダイナミックに回転するアクロバティックな技)、フリーズ(ハンドスタンドなど止まる技の総称)など一瞬も目が離せません!Shigekix選手やHIRO10選手、AYANE選手のムーブは特に圧巻で、「なんでそんな技ができるの?」と思うほどダイナミックなムーブもあり、ステージに釘付けです!

【男子決勝戦を動画でチェック!】
【女子決勝戦を動画でチェック!】
熱いバトルの結果、ジュニア部門男子はRenren選手、女子は7G選手、オープン部門男子はHIRO10 選手、女子はAYANE選手が見事優勝に輝きました!

バトル後、Shigekix選手、HIRO10選手、AYANE選手の3選手にコメントを聞くことができました。準優勝のShigekix選手は今回の大会について「どのカテゴリーもレベルが高かったし、地元の人たちもたくさん応援に来てくれていたと思います。来年のアジア競技大会に向けてさらに盛り上げていきたい」とコメント。

HIRO10選手は「今回の大会はリスペクトしているShigekixさんと戦えるので出場しました。優勝できて嬉しい。アジア競技大会も出場できたらぜひ優勝をめざしたいです」とのことでした。

またAYANE選手は「優勝という結果も嬉しいけれど、自分の中の課題もクリアできてよかった。アジア競技大会をめざしてさらに成長していきたい」と話してくれました。3選手とも、本当におめでとうございます!アジア競技大会でも熱いバトルを期待しています!

ブレイキンの生観戦は初体験でしたが、すっごく刺激的で楽しかったです!動画では決して伝わらない迫力があると思います!選手の動くスピード、技のキレ、そして会場の熱気。ブレイキンは、会場で観てこそ本当の魅力がわかると思います。パワームーブも生で見ると、思わず「おぉ!」って声が出ちゃいますよ!
来年はここAichi Sky Expoでアジア競技大会が開かれます!みなさんも、ぜひ会場へ足を運んで、選手たちの熱気あふれるムーブを体感してみてくださいね!

12月13日に福岡で行われた、世界ブレイキン選手権でShigekix選手が初優勝!2位はISSIN選手、3位にHIRO10選手と日本人選手3人が表彰台独占の快挙を成し遂げたッス!Shigekix選手は、アジア競技大会代表に内定したよ〜!おめでとう〜!!
【アジア競技大会についてはこちら】





















