愛知県スポーツ局スポーツ振興課
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BLOG

梅本まどかのWatching Sports
ソフトボール
2021/11/05

来春から始まる新リーグに期待!
トヨタ自動車レッドテリアーズの名古屋大会を観戦!

元SKE48で、現在はタレント活動のほか、新城ラリーなどモータースポーツに参戦している梅本まどかです。
「aispo!」の公式PRレポーターとして現地でのスポーツ観戦を行い、愛知のスポーツの魅力をお届けしていきます!

今回私が訪れたのは、パロマ瑞穂野球場。10月23日(土)に、ここで日本女子ソフトボールリーグ第10節、トヨタ自動車レッドテリアーズと戸田中央総合病院メディックスの試合が行われました。

レッドテリアーズには東京2020で活躍した日本代表の渥美万奈選手、後藤希友選手、峰幸代選手、山崎早紀選手、アメリカ代表のモニカ・アボット選手らが所属しています。今回はメダリストの活躍にも注目です!この日は朝はひんやりと寒かったのですが、試合が始まる頃にはさわやかに晴れ渡り、気温も上がって少し暑いくらいのスポーツ観戦日和でした。

試合が始まる前に、まずは野球場の周囲をぐるりとお散歩。さっそく、グッズ売り場があったのでのぞいてみました。感染対策のためグッズは商品リストを見て選ぶスタイル。キャップの有名メーカー、NEW ERAとのコラボ商品や選手の名入りフェイスタオル、裏にコインケースもついて便利なチケットホルダーなど約20種類のグッズが販売されています。その他にも機能性抜群のGAZOO SPORTSの新作バックパックも気になります。ファンならどれもこれも欲しくなるものばかりです!

グッズ売り場でお会いした女性2人は、東京2020での渥美選手や後藤選手の活躍に感動してレッドテリアーズのファンになったそう。「行けるタイミングがあれば、これからも試合の応援に駆けつけたい!」と笑顔で話す2人は、来年から始まるJDリーグ(女子ソフトボール新リーグ)にも期待しているそうです。「もしレッドテリアーズが1位をとったら私たちも胴上げしたい!」と意気揚々に話す2人と私も一緒に盛り上がりました!

他にも「娘が東京2020の試合を夢中になって見ていて、レッドテリアーズを応援したいというから連れてきました」と話すお父さんと2人の娘さんにも出会いました。どうやら野球をやっているお父さんの影響で、娘さんたちもソフトボールに興味を持つようになったそうです。「ぜったい優勝してほしい!」と目を輝かせて話す娘さんに、お父さんも「ぜひ後藤選手に頑張ってほしいですね。JDリーグが始まったら、東西地区で分かれての対戦になりますが、変わらずソフトボールが盛り上がってほしいと思います」と熱く語っていました。

レッドテリアーズファンの方々と盛り上がった後は、再び周辺を散策。レッドテリアーズのチームキャラクター、テリア−ちゃんとも記念撮影できました!

また切石結女選手が所属するレクサス統括部の紹介パネルや、4台のレクサスの展示も。ネープルスイエローコントラストレイヤリングのカラーが目を引くRCや、ハイブリッドのISなど、どれもシャープでかっこよく、車が大好きな私はハイテンションです!それぞれの車について切石選手のコメントが紹介されているのもさすが!「なるほど〜」とうなずくものばかりでした。

いよいよ開場です!場内に入る前はもちろん検温と手指消毒も実施。感染対策もしっかりと行われています。

レッドテリアーズの応援団は1塁側。赤い旗が風にはためいてとっても壮観!応援する人たちも無料配布のクラップバナーを片手にユニフォームやキャップをかぶり、スタンドは赤一色です。場内には感染防止対策を呼び掛ける掲示がされており、皆さん、ソーシャルディスタンスを取られていました。

今回はグラウンドの一塁側とライトの近くに「WOWシート」が設置され、地元の子どもたちを招待。憧れの選手が間近で見られるとあって、子どもたちも大興奮の様子です。

試合前のイベントとして、元甲子園球児のアーティスト、強さんと、往年のバッテリー山根佐由里選手&渡邉華月選手の対決が行われました。「僕の甲子園での最後の打席知ってますか?デッドボールですよ」という強さんの言葉に、スタンドからも笑い声が聞こえます。そんな強さんに山根選手は容赦なく剛速球を投げ込みます。強さんもファールで粘りますが、5球目のチェンジアップで見事三振を奪い、拍手喝采です!「絵に描いたような三振をありがとうございました!」と山根選手の言葉に強さんも笑っていました。

さらに日本および愛知県ソフトボール協会による東京2020出場選手の栄誉を称えるセレモニーも行われました。花束を受け取った後、後藤選手が選手を代表してスピーチ。「名古屋出身として、地元でこのような報告ができて嬉しいです。たくさんの人に支えられてプレーができたことを感謝しています。来春はJDリーグが開幕します。未来のソフトボールプレーヤーにもっとソフトボールの魅力が伝えられるよう、頑張ります」という言葉に、応援団も感動!私もクラップバナーを力いっぱいたたいてエールを送りました。

いよいよ試合開始!今回は感染対策のため、あらかじめ録音された音楽をスピーカーで流し、みんながそれに合わせてクラップバナーを叩きながら応援します。レッドテリアーズは後藤選手が先発。ナイスピッチングで相手の打線を抑えます。試合が動いたのは2回の表。山崎選手がツーベースヒットで出塁。次打者の石野選手の内野ゴロの間に3塁へ進み、渥美選手の打席での相手のエラーもあり1点を先制しました!応援団も盛り上がります!

その後も後藤選手はキレのあるピッチングで相手打線を三者凡退に抑え続けました。しかし相手投手も粘りのピッチングを続け、レッドテリアーズの打線もなかなか爆発せず、5回にはノーアウトで出塁するも残塁に。惜しい場面が続き、私も思わず応援に力が入ります。5回裏からは後藤選手に代わってアボット選手が登板。力強いピッチングでまたもや相手の打線を封じ込めます。

試合はこのままレッドテリアーズの勝ち試合で終わるのか…と思われた最終回の7回裏、相手チームの堤加菜子選手に大きな当たりが!何とチーム初ヒットでホームランを打たれてしまいました!試合は振り出しに戻り延長戦へ。タイブレークのためノーアウト2塁から始まります。8回表のレッドテリアーズの攻撃、鎌田優希選手の打球を拾った相手ピッチャーが1塁へが悪送球。そのまま2塁の選手がホームインし、1点追加で勝ち越し!8回裏の相手の攻撃はアボット選手がフライと三振に抑え、レッドテリアーズが見事勝利しました!スタンドは大興奮で、私も選手たちの活躍に感動しました!

試合終了後、ファンの方に感想を聞いてみました。「後藤選手とアボット選手の速球のスピードに感動しました。次はもっとナイスバッティングやホームランを見たいですね」という言葉に私もうなずくばかり。でも本当に、スピード感のあるピッチングを生で見られて感激でした。みんなが静かに応援している分、ボールの音やバッティングの快音が響き渡り、臨場感もありました。

翌日24日の試合にもレッドテリアーズは勝利し、リーグ全試合が終了。リーグ戦2位で決勝トーナメントに出場が決まりました。初戦は11月6日(土)ビックカメラ高崎BEEQUEENと対戦します。
決勝も勝ち進んで良い結果を残してほしいです!

スタンドでファンの皆さんと一体となって選手たちの活躍を応援するのは、本当に楽しいです。皆さんも、感染対策をしっかりと行ってぜひいろいろなスポーツの試合観戦を楽しんでくださいね。


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