愛知県スポーツ局スポーツ振興課
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梅本まどかのWatching Sports
ハンドボール

スピーディーな試合展開に大興奮!
トヨタ車体ブレイヴキングスVS豊田合成ブルーファルコンの試合を観戦!

現在はタレント活動を中心に、新城ラリーなどモータースポーツにも参戦している元SKE48の梅本まどかです。「aispo!」の公式PRレポーターとして現地でのスポーツ観戦を行い、愛知のスポーツの魅力をお届けしていきます!

今回は、2月18日(土)にスカイホール豊田で行われた日本ハンドボールリーグの「トヨタ車体ブレイヴキングスVS豊田合成ブルーファルコン」の試合を観戦! ここまで1位と2位で上位に位置する愛知の2チームが戦うレギュラーシーズンの頂上決戦とあって、開場前から長蛇の列。お気に入りの選手のユニフォームを着て訪れる人の姿も見られます。
入場後、まず目に飛び込んできたのは、ブレイヴキングスの杉岡尚樹選手のリーグ通算600得点達成を記念したコーナー。記念パネルやボール、杉岡選手がこれまで獲得してきたリーグ表彰の盾などが飾られていました。杉岡選手のパワフルなシュートシーンのビデオも放映されていて、思わず見入ってしまいました。映像で観ても、キレのあるシュートのすごさが伝わってきます。今日の試合では記念セレモニーが行われるということで、今から楽しみです。
グッズ売り場では定番人気のTシャツやキーホルダーなどのほか、新製品のステンレスボトルも販売されていました。赤と黒の2種類があり、どちらもシンプルでかっこいいデザインです。また、試合観戦に持っていきたいフワフワのブランケットやスポーツタオルも揃っています。どのグッズも、ファンならずともぜひゲットしたいアイテムです!
この日の試合は、プレゼント抽選会などイベントも盛りだくさん。中でも注目は、ファンがブレイヴキングスの“推し選手”を投票する「推しKINGグランプリ」です。試合のハーフタイムに発表があるそうなので、誰が1位に選ばれるか私も予想しちゃいます!
試合の前に、ブレイヴキングスの門山哲也監督に試合への意気込みを伺いました。「豊田合成ブルーファルコンさんは強力な外国人選手を擁しており、強いチームです。そのため、今日の試合は相手の攻撃をしっかりと防いでから速攻を仕掛ける形で、得点を稼いでいきたいですね。試合を有利に運ぶためには、まずはPV(ピボット)の25番・山田信也選手と13番・岡元竜生選手、LW(左サイド)の17番・髙野颯太選手、そしてGK(ゴールキーパー)が守りの要となって攻撃を阻止しなくてはなりません」と門山監督は話します。
「ブレイヴキングスは“16人全員がコートに立ち、全員が力を落とさずに戦える”チームです。プレーオフ進出が見えてきた今、応援に来ていただいたお客様たちと一緒に試合を戦っていきたいと思います」と話してくれました。そんな門山監督の熱い思いに触れ、私も今日の試合がますます楽しみになってきました!
いよいよ試合開始。両チームの応援も最初から熱が入っています! 動き出しはお互いにフェイントからシュートを打つも、どちらもGKのナイスセーブに阻まれてなかなか得点に結びつきません。そんな中、均衡を崩したのはブレイヴキングス。髙野選手の技ありシュートで先制点を挙げると、杉岡選手も7mスローを見事に決めて得点を重ねます。対するブルーファルコンも負けていません。バラスケス選手や中尾俊介選手らの活躍で連続得点し、反撃します。
14-13でブレイヴキングスがリードして前半終了。門山監督の言葉どおり、ブルーファルコンの攻撃には迫力があり、油断できない試合展開です。でもブレイヴキングスの攻撃も負けていません! 20番の渡部仁選手と24番の北詰明末選手のコンビプレーなど、息のあったパスワークは惚れ惚れとするほど鮮やかで、思わず引き込まれてしまいました。
ハーフタイムには、ブレイヴキングスの選手全員のサイン入りポスターやオリジナルクッキーが当たる抽選会がありました。ここで「推しKINGグランプリ」の結果も発表! 3位は渡部選手、2位は杉岡選手、見事1位に輝いたのは23番・吉野樹選手でした! 私の予想も大当たりです(笑)。

後半戦も熱戦が続きます! ブルーファルコンの趙顯章(チャオ・シャンチャン)選手が立て続けに得点を決めると、対するブレイヴキングスも吉野選手や北詰選手がシュートを決めて逆転を許しません。特に吉野選手が相手のボールをカットしてそのままノーマークでシュートした場面は、会場もハリセンを思いきり叩いて大盛況! 門山監督がキーマンに挙げていた山田信也選手らの守りも固く、ディフェンスの激しいぶつかり合いも息を飲むほどの迫力です。また、吉野選手ですが、この試合の途中で通算700得点を達成しました!
一進一退の攻防が続きましたが、試合は徐々にブルーファルコンが得点差を開いてリード。ブレイヴキングスも気迫のプレーで追ったものの、23-28でブルーファルコンの勝利となりました。
試合後、お客さんを前に門山監督が「両チームとも今日の一戦の重要さを理解しており、お互いが集中力を持って戦い、特に開始15分間は本当にいい試合展開でした。(トヨタ車体ブレイヴキングスが)レギュラーシーズンを1位で通過するのは難しくなりましたが、プレーオフではブルーファルコンさんを倒せるように、一緒に戦っていきましょう」とコメントすると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

プレーオフに進めるのはレギュラーシーズンの上位4チーム。トヨタ車体ブレイヴキングスはこの試合には敗れたものの、この翌日に開催された他チームの対戦結果によりプレーオフ進出が決定しました! 豊田合成ブルーファルコンは先に進出を決めており、もう一つの愛知のチームである大同特殊鋼フェニックスも2月27日に進出を決めました!3チームが今後どのような展開を見せてくれるのか、楽しみで仕方がありません!
ハンドボールの試合を観戦するのは学生の時以来でしたが、一つひとつのプレーに一瞬も気が抜けない迫力があり、めまぐるしい試合展開に見入ってしまいました。皆さんもぜひ観戦、応援にお出かけください!

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