BLOG
心に闘志を!熱き男たちの闘い!
ジャパンラグビートップリーグ2021 開幕戦 現地レポート
今回は中野に変わり、aispo!スタッフが現地の様子をお届けします!
さて、本日観戦に訪れたのは、2月20日(土)にパロマ瑞穂ラグビー場で開催されたジャパンラグビートップリーグ2021の開幕戦トヨタ自動車ヴェルブリッツVS東芝ブレイブルーパス戦です。
1月に開幕予定だったジャパンラグビートップリーグ2021ですが、新型コロナウィルスの影響により、開幕が延期。ラグビーファンが待ち望んだ日がついにやってきました。
前日までの寒空が嘘のよう!澄み渡る青空がとてもキレイでした。
絶好のスポーツ観戦日和で、試合開始前から気持ちも高まりますね!
会場は「パロマ瑞穂ラグビー場」。
近くには2026年のアジア競技大会に向けて建て替え工事に入るため、現在休場となっている「パロマ瑞穂スタジアム」もあり、名古屋でスポーツを観戦するときには馴染みの深い場所でもありますね。
まずは、会場の外に設置されたラグビー日本代表のグッズコーナーを見てきました。
2019年に開催されたラグビーW杯が懐かしいですね。
久々のラグビー観戦とあって、グッズを手に取るファンが多く見られました。
いよいよ、会場へ入場です。入場口ではコロナ対策として検温などを実施していました。
観客の皆さんも安心して入場できますね。
試合の20分前。両チームの選手たちがフィールドでアップを始めました。
軽いパス練習や走り込み、ラダーといわれる梯子のような練習器具を使ってラインアウトの練習などをしていました。
選手同士が声を掛け合って練習を行っているのをみると、チームが一丸となってラグビーに取り組んでいる感じが伝わってきます!#20マイケル・フーパー選手も真剣な表情でストレッチ。今シーズン、ヴェルブリッツに新規加入したオーストラリア代表の主将が観客席の目の前でおこなっていたのもあり、皆さん携帯のカメラなどで写真を撮っていました!
ウォーミングアップで汗を流した後は、いよいよ両チームの選手入場!
両チームが並んで、フィールド中央へと走り出します。
©JRFU
今回は、試合開始前に、昨年9月29日に36歳の若さで急逝した東芝ブレイブルーパスのFWコーチ・湯原裕希さんへの黙祷。静まる会場に、冥福への祈りが捧げられます。
選手入場も終わり、14時、両チームとも秘めた闘志を胸に、キックオフ!
前半、#8キアラン・リード選手と東芝ブレイブルーパスの#6リーチマイケル選手が対峙する場面も!ニュージーランドの元主将とラグビー日本代表主将の一騎打ち!
ラグビーW杯で注目を浴びた選手同士の攻防には会場も大いに沸きました!
#9茂野海人選手も、相手チームのタックルを振り切り、力走を見せます!
前半は24-7とヴェルブリッツの優位で折り返しました。
後半が始まり、すぐにブレイブルーパスの猛攻が始まります!
ヒヤヒヤした展開に、目が離せない…!
後半10分に途中出場した#20マイケル・フーパー選手が華麗なステップで相手のタックルをかわしていきます!
ラグビーって、観ているだけで手に力が入りますね…!
選手同士のタックルを間近で観ると、本当にすごい迫力です。
体同士がぶつかって、全力で止めに行く様子に、観客席からは声にならないどよめきが幾度となく漏れていました。
体がぶつかる、といえば、スクラムも見もの。
ノックオン(ボールを持っている選手がボールを落とした時)や、スローフォワード(前方にいる味方にボールを投げてしまった時)などの反則が起きた場合や、選手が密集した状態からボールが動かなくなり、試合が膠着してしまった場合に、ゲームを再開するために行われるのが、スクラムです。
この状態から、中にボールを投げ入れてゲームを再開するのですが…。
両チームとも譲らない力のせめぎ合い!スクラムが崩れて仕切り直すたび、手拍子が響く場内!観客のボルテージも上がります!
もちろんトライのシーンも見逃しませんでした!
#14高橋汰地選手の豪快なトライ!
ブレイブルーパスの選手を振り切って一直線に駆け抜ける高橋選手、とても力強かったです!
チームメイトも駆け寄り、祝福します。
選手たちが喜び合うシーンはいつ見ても嬉しい気分になりますね。
後半のブレイブルーパスの猛追を逃げ切り、34-33でヴェルブリッツの勝利!
試合が終われば「ノーサイド」!互いの健闘を称えあいます!
こちらは試合終了後のオフショット。
熱い戦いの中にも互いを尊敬しながら全力を尽くす選手たちのプレーに、心打たれました!
ラグビートップリーグは始まったばかり!
コロナ対策をしっかりしながら、新しい様式でスポーツ観戦を楽しみたいですね!
地元愛知のラグビーチーム「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」の躍進に期待しましょう!