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インスタグラマー中野菜保子のスポーツ観戦インスタジェニックレポ

愛知の本拠地の女子バスケチームが集結!
バスケットボール女子日本リーグ「Wリーグ」現地レポート

『aispo!』の公式PRレポーターの中野菜保子(なかのなおこ)です。
普段は俳優・脚本家・演出家を生業とし、インスタグラマーとしても活動しています。
「インスタ映え」するようなフォトジェニックな写真と一緒に、スポーツの魅力を届けていきます!
今回ご紹介するのは2月27日(土)に行われたバスケットボール女子日本リーグ「Wリーグ」のレギュラーシーズン最終節。西地区の6チームが対戦します。
1試合目がトヨタ紡織サンシャインラビッツ VS 山梨クィーンビーズ
2試合目が三菱電機コアラーズ VS アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
3試合目がデンソーアイリス VS トヨタ自動車アンテロープス
と1日で3試合、なんと愛知のチームが6チーム中5チーム。
1日で愛知の5チームのすべてのゲームを見ることができるなんて贅沢ですね。さすがバスケット王国・愛知!
会場となったスカイホール豊田は、豊田市中心部にある県内屈指の規模を誇るアリーナ。市民大会からプロスポーツ、国際大会までさまざまな試合が行われています。
エントランスホールには豊田市にゆかりのあるラグビーの姫野和樹選手などのアスリートのパネルがずらりと並んでいました。豊田市はスポーツが盛んな街なんだなあと改めて実感しました。
スカイホールには、トレーニングルームやクライミングウォールもありましたよ!

バスケットボールの取材は今回で2度目ですが、Bリーグの取材以来バスケ熱が再燃していたので、とても楽しみにしていました。
さて、今季のWリーグは、新型コロナウイルス感染症対策の徹底と国内移動の回数の軽減のため、初めて「東西カンファレンス制」を採用。前シーズンまでの全12チームの2回戦総当たりから、各カンファレンス同士での4回戦総当たり方式とし、東西各1会場に集中して試合を開催してきました。

入場時の検温、マスクの着用、消毒はもちろん、ハーフタイムに会場の消毒・換気が行われていた他、ベンチにいる選手はマスクを着用するなど徹底して感染予防に取り組んでいる姿が印象的でした。こうした選手やスタッフの努力があって、最終節まで無事に開催できたんですね。
「ステーキハウス ブロンコビリーpresents Wリーグオールスター2020-2021 in 代々木」は緊急事態宣言を受けて残念ながら中止となったそうですが、エントランスホール内にあるグッズ売場ではオールスター会場限定で販売予定だったグッズが並べられていて、ファンの方が興味深そうに見ていました。
スタッフさんオススメのマスクや除菌スプレーもカラーリングがカッコイイ。
グッズ売場のチェックを終えてアリーナ内に入ると、第1試合を戦うトヨタ紡織と山梨QBの選手がウォーミングアップをしていました。
選手たちの打つボールがゴールに面白いくらい吸い込まれていく様子を見ていると、気持ちがよかったです。
この土日の2試合で各カンファレンスの最終順位とプレーオフの組み合わせが決定することもあって、選手から気合いがビシビシと伝わってきます。
午前11時、アリーナDJの馬渕ユミさんの紹介で両チームのスターティング5がコートに登場。第1試合がティップオフしました。
既にプレーオフ進出を決めているトヨタ紡織が若きエース#8東藤なな子選手の果敢なアタックドリブルで連続得点を挙げるなど、1Qから21-9と大きくリードを奪います。
東藤選手の走る勢いは本当にすごくて、彼女が走ったあとの軌道が残像で残っているようなイメージです。
その後、3Qにトヨタ紡織がルーキーの#13平末明日香選手、桜花学園出身の#15加藤優希選手らの得点で突き放し、96-61で大勝しました。

第2試合は西地区3位が確定している三菱電機と5位のアイシンAWの一戦。序盤は#19梅木千夏選手の3Pシュートが好調なアイシンAWが先行しますが、三菱電機も#45渡邉亜弥選手のドライブで反撃。
その後、三菱電機は#8川井麻衣選手のドライブ、3Pシュートで一気にリード。
アイシンAWも梅木選手の3Pシュートで食らいつきますが、三菱電機がじわじわと点差を広げ、挽回するまでには至らず。77-62で三菱電機が勝利しました。
三菱電機の選手たちの礼儀正しさは、試合開始から終了まで一貫していて、終了後に相手チームに対して「ありがとうございました!」と力強く声掛けする様子が本当に爽やかですがすがしく、好感が持てました。

第3試合は、1位を走るトヨタ自動車と2位デンソーの首位攻防戦。西地区首位の座を懸けた、絶対に負けられない大一番ということもあり、アリーナもこれまでとは違う緊張感に包まれます。

立ち上がりはデンソーが激しい守備でトヨタ自動車を苦しめ、#6本川紗奈生選手の連続得点や#8高田真希選手の3Pシュートなどで12-0とスタートダッシュに成功します。トヨタ自動車は残り3分にエース#0馬瓜エブリン選手がようやく初得点を挙げ、以降は手に汗握る攻防が繰り広げられます。
特に印象的だったのはデンソーの#88赤穂ひまわり選手。リバウンドに何度も何度も泥臭く飛び込んでいく姿に感動しました。
そういえば、どちらのチームにも姉妹選手がいらっしゃったんです! 姉妹で記録をひそかに競い合ったりするのかな、それとも連携して勝利をつかむことに注力するのかな…とか、いろんなことを勝手に想像しながら観戦しておりました(笑) 1点を争う大接戦に選手だけでなく、ヘッドコーチもヒートアップ。両指揮官ともにコートサイドギリギリまで前に出て、指示を送っていました。
試合だけでなくコーチの様子も併せてみていると、いまがどれくらい重要で緊張する局面であるかがわかって面白いなと思いました。
もちろん観客もヒートアップ。ハリセンや手拍子で選手を後押しします。

両者一歩も譲らず、39-39の同点で迎えた最終Q。トヨタ自動車が#33馬瓜ステファニー、#15安間志織選手の連続3Pシュートで42-50と一気に前に出ます。
デンソーもひまわり選手、#12赤穂さくら選手の得点などで追い上げ、残り34秒に#15稲井桃子選手のドライブで56-58に詰め寄りますが、トヨタ自動車がこの2点を守りきり、逃げ切りました。

そういえば、ステファニー選手は終始笑顔だったんですよ。もちろんふざけているのではなくて、彼女のキャラクターでもあり、心の余裕なんじゃないかなと思いました。
この余裕が勝利の一端を担った気がしてなりません。

最後の1秒まで目が離せない、バスケットボールの醍醐味が詰まった試合に大興奮。
手に汗握るとはまさにこのことですね!
プレーオフでの愛知のチームの活躍を引き続きチェックしていきたいと思います。
3/14~3/15にかけて行われたプレーオフセミファイナルの結果、愛知県勢では「トヨタ自動車アンテロープス」がファイナルに進出決定!
いよいよ今週末、2020-21シーズンの女王が決定します。
「トヨタ自動車アンテロープス」の活躍に期待しましょう。

私、中野のInstagramで今回のスポーツ大会を配信していますのでぜひご覧ください!

https://www.instagram.com/naokonakano8319/


Photographed by
女優・インスタグラマー
中野菜保子(なかのなおこ)

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