愛知県スポーツ局スポーツ課
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女性スポーツライター・光田さやかの
“はじめてさんのスポーツ観戦NAVI!” vol.23

ワイルドでクールな滑走!
「2019/20 ISUワールドカップショートトラック名古屋大会」現地レポート

こんにちはー!寒い日が続きますが、「aispo!」ブログ読者の皆さんは、風邪などひいておられませんか?
冬こそ体調を万全にして、スポーツ観戦に出かけましょう!
私は、たまには初観戦の競技に行ってみようかな?と思い…
12月1日(日)に日本ガイシアリーナで行われた「2019/20 ISUワールドカップショートトラック名古屋大会」の取材に行ってきました!

こちらは「ショートトラック」といわれる、スケートの競技です。

ここ数年で、フィギュアスケートをはじめ、スケート競技全般がとても盛り上がってきていますよね。ショートトラックはどんな楽しみ方ができるのかな??

このブログの読者さんならもうお分かりかと思いますが、会場につくと、グッズ売り場は必ずチェックする私。だって、ここでしか買えない限定品や、観戦時にすぐに使える応援グッズもあるんですよ!
絶対、見ておかなきゃ!

今回は、こんな面白いものを見つけてしまいました。
タンバリンやマラカス! しかも無料で借りられるんですね! 「いろんな形があるので、どれでもお好きなものをどうぞー^^」とスタッフさん。会場では、このグッズを手に写真を撮っている人がたくさんいました!
スタート直前は、選手が集中するので、鳴らすのはNG。滑走中や、ゴールした時は思いっきり鳴らして応援しましょう!
お子さんがきょろきょろと目移りしていた、ガチャガチャコーナー。
どんな景品があるのかというと…
選手のキャラクターキーホルダー!カギやカバンに付けて、推し選手をアピールできますね^^
缶バッジもあり、そちらはお子さんに人気だそうです!
他にも、選手のサイン入りTシャツなどが当たる無料抽選会も行われていて、お客さんはレースが始まる前から楽しんでいましたよ!

この日の試合会場では、午前中に前日・前々日の結果を受けて敗者復活セッションが行われました。
愛知県の中京大学所属の、#21平井亜実選手も女子500mで滑走!
力強い走りを見せてくれましたが、一歩及ばずここで無念の敗退!

レースを観戦していて思ったのですが…
ショートトラックは、最後の最後まで結果が分からないスポーツなんです。
じわじわと追い上げていく間に、どこから抜こうか、どう攻めようかを考えていたり、スタートからずっと一位をキープしていたかと思えば、カーブでバランスを崩してしまい、抜かれてしまったり…。
選手もそうですが、お客さんも、最後の最後まで気が抜けない!!
でもそれがおもしろい!!
そして、このカーブのときのヒリヒリした感じ。丁寧に曲がることに意識を向けつつ、内側や外側から追い抜こうとする…。この緊張感がいいですね!
ちなみにショートトラックの種目は、原則として4人で走る500m、1000m、6人で走る1500m、そして2000m(男女混合)、3000m(女子)、5000m(男子)のリレーがあり、一周111.12mのコースを何周かしてその順位を競います。
レース中は何度でも追い抜きしてOK!距離が短いレースだと、スタートから順位争いをしますが、長距離になればなるほど、最初は他の選手の出方を伺うような走りをします。
男子も迫力満点!氷のしぶきが舞う中で、激しい順位争いが繰り広げられます。
午後からの決勝も楽しみ!

と、お昼休憩をしようとしていると、元気な学生軍団に遭遇^^
なんと大阪のショートトラックのクラブチームに所属しているとのこと!
「大阪から愛知は来やすいし、ワールドカップの機会はめったにないので楽しみ!」
「世界中の選手の走りを間近で見られてうれしい!抜くときのコース取りがとても参考になります!」と、細かいところまでしっかり見て学んでいました。

そうそう、選手の手袋にも注目!指先になにかついているような感じがしませんか?
ショートトラックは、リンクに手をついてもOKなので、カーブなどで曲がりやすいように指先に特殊な加工がしてあるものもあるんです。自由にカスタマイズできるそうなので、カラフルなものをつけていたり、樹脂を塗って対応したりと、個人でいろいろ!

ちなみに、選手たちが着るウエアも、ブレード(スケート靴の金属の刃)や他選手との接触に強い素材でできていて。
防弾チョッキなどにも使われる、切れにくい素材なんですって。
選手たちは安全面にもしっかり気を配っているからこそ、全力を出し切れるのですね!

そしていよいよ、尾張旭市出身で中京大学所属の#23吉永一貴選手の滑走!
1500mで軽やかな走りを見せてくれ、一時は1位にも躍り出ましたが…
ゴール直前で他国の選手とクラッシュしてしまい、あえなく5位に!!
会場全体から、悲鳴にも似た声が響きます。
悔しさをにじませながらゴールした吉永選手を、私のカメラは追うことができませんでした…。

ちなみに、ゴールはブレードの先端がゴールラインについた時点で決まります。1/1000秒まで計測できるビデオ判定で、一瞬も見逃しません。
滑りを終えて笑顔になったり、仲間と抱き合ったり…
各国の選手たちもそれぞれに喜びの表情を見せます。

これまでも、国際大会をたくさん見てきましたが、やっぱりこういうのはいいですね。
日本代表も上位に食い込むなど、世界を相手に健闘!
言葉は要らない!!とにかくこのワイルドでクールなスポーツを実際に見てほしいです!!

この日は3000mリレー(女子)、5000mリレー(男子)も行われたのですが、
私たちの想像する「リレー」とはちょっと違うんです。
これ、わかりますか??
陸上競技や水泳のリレーと違うのが、同じ選手が何度も走るということ。そして、写真では難しいですが、走り終わった選手はいったんコースから外れて、次の走者はいつでも交代できるように滑っている選手の近くでタイミングを見計らっているんです。

次の走者に交代するときは、こんなふうに、
腰のあたりを押すように、タッチして交代するんですよ!

このリレー競技が、また盛り上がる!残りの周回数が減っていくので、観客もわかりやすいし!
周回が残り1桁くらいになってくると、選手も観客も一体となってものすごい熱気に包まれます!
「あとは頼んだ!!」と言わんばかりに押し出し、次の選手はその勢いを受けて、グンっと力強く滑走していく!!
日本代表も力走を見せました!
ショートトラックは、冷静な戦略と、ほんの一瞬も目を離せない緊迫感、そして豪快な滑走が間近で見られる、とても魅力的なスポーツだと感じました!
地元の選手も世界の舞台で活躍してくれて、本当に誇らしいですね^^

ちなみに…
愛知県では、2021年1月27日から31日まで、第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)・アイスホッケー競技会が開催されます!今から楽しみですね!

次回も、愛知県の選手を中心に、独自の目線でスポーツの楽しさを発信していきます!


写真・ライター:光田さやか